中庸とは何か|ヒロ鍼灸マッサージ院が大切にしている「壊れにくさ」という考え方 | 妙蓮寺・白楽|ヒロ鍼灸マッサージ院 からだの不調に静かに向き合う鍼灸

妙蓮寺・白楽|ヒロ鍼灸マッサージ院 からだの不調に静かに向き合う鍼灸

横浜・妙蓮寺、白楽にある鍼灸マッサージ院です。
自律神経の乱れ、不定愁訴をはじめ、はっきりした原因の分からない不調や慢性的なつらさにも対応しています。
刺鍼と温灸を中心に、その日の状態を見ながら施術を行っています。

 

「中庸(ちゅうよう)」という言葉があります。

「極端にならないこと」
「ほどほどにしておくこと」

そういう意味だと思っている方も多いと思います。

中庸は、儒教の古典にもつながる古い考え方。
ここでいう「中」は、単純に両端の真ん中を取るという意味だけではありません。

状況に応じて、偏りすぎず
その場にふさわしいところを見極める。


そして「庸」には

そうしたあり方を日常の中で続けていく
という意味があります。

 



ですから
「右と左の意見があるから、間を取って半分にしましょう」
というような単純な折衷とは少し違います。

中庸は、中医学の専門用語ではありません。

ただ、中医学の身体の見方とは、とても相性のいい考え方ですし
実際よく使う言葉ではあります。

中医学では、陰と陽、虚と実、寒と熱
身体の状態をさまざまな方向から見ていきます。

 




「陰が良くて陽が悪い」
「虚が悪くて実が良い」
そういう事ではありませんし
良いも悪いもありません。

ヒロ鍼灸マッサージ院でも、
「身体を真ん中に戻そう」
と考えて施術しているわけではありません。

それよりも
今、この身体はどちらに偏っているのだろう。
今日は、どこまでなら無理をしないだろう。
そんなことを見ています。


温めるのか、熱を冷ますのか。
刺激するのか、今日は何もしないのか。

目の前の身体を見て
また選び直す。
中庸は、案外忙しいですね。

中庸は「真ん中でじっとしている」
という穏やかなイメージとは少し違ってきます。

ずっと微調整している。

僕にとっての「中庸」は
今のところそんな感じです。