2年前、短冊に書いた言葉です。




2年前の今日・7月7日

2人の大好きなケーキ屋さんにいっしょに行きました。




・・・なぜ行ったかは忘れてしまいましたが・・・

「最近食べてないから、たまにはいいでしょ」



くらいのノリだったと思います。笑



自分に甘い私たち。ニコニコニコニコ



そのケーキ屋さん、
地元では確かに人気のケーキ屋さんですが、

その日はどういうわけか、
クリスマス以外では見ないような
長い行列ができていて。

2人ニコニコニコニコで並びました。


「珍しいねえ、行列だ」と話しかけると
「うん。」

ニコニコしてくれた。




並んですぐ気づきましたが
ケーキ屋さんの小さな入り口の扉、

その横に笹が立ててあります。
そしてテーブルには短冊とペン。


どうやらお客さんが自由に書ける、サービスの様でした。





私は

何を書こうかなとぼんやり考えてました。



長い行列が段々と進んでいき、

私たちは入り口の扉の前、

笹の目前まで来ました。


よしせっかくだから書こう、


と私はペンを取りましたが、



私の記憶が確かなら、

ひるなまは何も書かなかったと思うんです。



「あれ?

 書かないの?」


「んー、うん。別にいいかな」



今思い出しても

やっぱり書いてなかったと思う。


見せ合った記憶がない。




対して、私自身のことは、

はっきりと覚えてます。

無邪気にこう書きました。





「来年も2人でここに来れますように」






無邪気には書きましたが、ガチの願いでした。



そして無邪気にひるなまに見せました。


「うんにっこり」と言ってくれました。

それ以上は言ってくれませんでした。




針金をねじって、1枚分だけ

笹にくくりつけて吊り下げました。


その日がちょうど、

2年前の今日のことです。





なぜケーキを食べたのか

あのあとどんなケーキを選んで食べたか、


忘れましたが、いつものように、

2人で幸せにテーブルを囲んだはずです。



一方で、

短冊にまつわる私の願いと2人のやりとりは、

少しも忘れられません。






私の願いは叶いませんでした。




そして、

ひるなまにも、本当はあの時

何か願いがあったんじゃないかなと思います。



書かなかったからと言って、

願いがないはずはない、と考えるわけです。




短冊には書きたくなかったとか、



私の目には触れさせたくなかったとか、



もしかしたら、

いろいろな思いが去来してしまって、


胸がいっぱいで何から書いていいのか

分からないくらい願いでいっぱいだったのか、


分かりません。



そして無邪気に

あの時思いつく最大の願い

を書いて見せた自分は



なんというかデリカシーがないというか

寄り添えなかったかな、無遠慮だったかな。。。



だとしたら申し訳ないな、なんて思う。





答えは分かりませんが、

たまにとても、とても考えてるんです。




いつかブログのお手紙でひるなまに書いたように


ズバッと答え合わせ物申すしてくれないかな。


と、またしても甘えて願います。

あの日の気持ちが知りたいと。


今日だけじゃないけど、願います。




これからあのケーキ屋さんに行ったら、


きっとそこには笹が立ってて

短冊の置いたテーブルも

あるでしょうねきっと。





思い出巡りの一環で、


短冊に願いを書くために、

あの日のお店にケーキを買いに行ってもいいかな、


涼しい夕方になったら。



なんて考えています。











次回からは

▲第5話と、


▲第6話


この間のお話を

ブログで書きたいと思っています。


よろしくお願いしますニコニコ





今日もお読みいただき、

ありがとうございましたにっこり




では、失礼します。

 ※医療従事者の皆さん、いつもありがとうございます。

 

ひるなまの夫



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