GW中に友人から動画が送られてきた。石巻で農業移民として満州に渡った方々の展示をしているという方のインタビュー動画だった。その方のお話とか展示とかよりも、東北地方からも移民として海外へ向かった人がいたんか?!という…。
串木野を訪問した際に案内してくださった方が車である地域を一巡りしてくださった。「ここは移民の家。」「ここもアメリカへ渡った家。」「ここも爺さんがアメリカへ行った。」そんな家ばかりだった。私はものすごく驚いた。我が実家周辺で移民として海外へ行った話なんて聞いたことも見たこともなかったから。こんな身近に移民家族がいるんか!!って。
相方が南カリフォルニアへの日本からの移民について調べている。ともかく県人会の方々にお世話になっている。
県人会のなかでも、沖縄県人会は別格でガーデナに自社ビルを持っていて、専任の職員まで常駐させている。鹿児島県人会は2024年に125周年記念式典を大々的に行い300名以上の出席者を集めている。自虐的に「弱小県人会」と称していたが、弱小は弱小なりに集まって行事を行っていた。
ロサンゼルスにおいて、そういった県人会で東北の県人会の方に遭遇したことがない。特に岩手県人会ってあるのか?の世界。大谷やら菊地やら佐々木などで注目の岩手県なはずなのに南加岩手県人会って見たことも聞いたこともなかった。
南加に東北の県人会ってあるのか?と疑問を感じたGW。調べてみるかと。
『南加県人会協議会』という組織がある。1964年にロサンゼルスで設立。現在38都道府県で構成されている。そこに各県人会の設立年と会員数、行事内容などが掲載されている。ただし、この会員数がいつのものなのか、どこをみても見つけられず。唯一沖縄県人会が2014年現在とかいてあるので、その頃の数字なのかもしれない。不確かな数字ではあるが、書き出してみた。
南加〇〇県人会という名称は南加と県人会を省かせてもらった。設立年と会員数のみ書き出した。会員数が〇名と〇世帯と〇家族という記載になっており、そのまま抜き出した。
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南加道産子会 1972年 106名
南加青森県人会 1983 76
岩手 1930 46
秋田 1982 80
宮城 1902 100世帯
山形 1985 52世帯
福島 1908 100
石川 1997 52
栃木 1992 80
群馬 1907 80
茨城 1961 50
埼玉 1979 35
LA東京会 1998 100世帯
神奈川 1909 200
長野 1909 15
ロサンゼルス山梨県人会 1909 35
静岡 1905 350
岐阜 1911 100世帯
三重 1903 120世帯
LA関西クラブ(大阪府、京都府、兵庫、奈良) 1967 150
和歌山 1911 780
鳥取 1909 150
島根 1972 40
岡山 1904 100世帯
広島 1910 600家族
山口 1905 500
香川 1916 40
徳島 1991 35
愛媛 1910 100
高知 1909 150
福岡 1908 300家族
佐賀 1905 75家族
LA nagasaki-kai 1989 70
大分 1917 40
熊本 1901 100
アメリカ宮崎県人会 1976 35
鹿児島 1989 800
沖縄 1909 856(2014年7月現在)
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体感として感じていることと数字がマッチしていた。ともかくロサンゼルスで見たり聞いたりで多かったのが沖縄、鹿児島、和歌山、広島だった。単独でイベントを開催できているのもこの県人会だ。
なんで岩手県からの移民が少ないんだろうと。あんな痩せこけた土地にへばりついて、気候的にも厳しい環境で、なんで外へ出て行こうとしなかったんだろう。そんなことを考えている昨今だ。