92歳の親父が救急車で | 余命半年からの生還"くまノン"

余命半年からの生還"くまノン"

熊本の住宅リフォーム会社ヒルトップの
代表者岡崎誠二が
がんの告知!
工事の状況 時々 趣味の料理 度々 闘病日誌に!

仕事から18時頃帰り着き
座る間も無く夕食の準備をしていた18:25に
実家から車で30分程の金森医院から
「お父様を救急車でお母様も一緒に熊本医大に搬送しますから直ぐに向かって下さい」と電話がありました

金森医院から熊本医大迄は車で30分程
私の家から熊本医大迄は20分程

今迄
病気1つした事がない親父も
逝く時は突然なんだな
と思いながら覚悟を決めて
作りかけたオカズを冷蔵庫に入れて着替えてから病院に向かいました

いつもなら私は帰宅後
直ぐに500の缶ビールを飲み干すのですが
流石に朝まで飲み明かした後だったので
まだ飲んでませんでした

もし昨夜なら
この時間は
もう既に酔っ払いでした

私が病院に着くと
既にお袋達は到着していて
待合室でオロオロしていました

暫くすると呼ばれて
「心筋梗塞の一歩手前で危ない所でしたが今は安定しています。このまま入院していただき、明日、明後日(土、日)安静にして心臓を休ませてから明々後日(月曜日)カテーテル(血管を広げる)手術をします」との事

日頃は元気だったので
手術がスムーズに済めば
2〜3日で退院できるようです

熊本在中の定年退職した兄は旅行中
姉は福岡在住ですが
取り敢えず大丈夫だからねとメールを送りました

お袋はビックリしたせいか心臓がバクバクして気分悪いとソファーに横になる始末

お袋も85歳と高齢の為
先生の話が殆ど理解出来ないし
病院内はまるで迷路のようなので
右も左も全くわかりません
その点
熊本医大に何度もお世話になっている私は自分の家の様なもので
お袋は「貴方が来てくれて本当に良かった1人では何も出来なかった。仕事で疲れてるのにゴメンね」だって
私は「今迄、散々親不孝して来たので、このくらいの事はさせてよ」と言ったら
お袋が涙ぐんでいて
何故か私まで涙が出て来て
バレないようにお手洗いに行きました

親父が集中治療室に運ばれた後
夜遅くに50分かけて母を送り届けて
下着や洗面道具等を準備して夜中に病院行きましたが何処の扉も鍵が閉まっていて
インターホン押しても明日の朝来て下さいと言われたら嫌だなぁと思っていた所
帰宅のお医者さんなのか扉が開いたので
お疲れ様でしたーと挨拶しながら中に進入
しかし
通路のいたるところにある自動ドアは向こうからは開くがこちらからは反応なし
すると前方から帰宅の看護師らしき人が来たので
インターホンで話しているフリをして開いた瞬間に
またまた中に進入
次の自動ドアはナースステーションから丸見え
しかたないのでインターホンで
「救急車で運ばれた父に着替えを持って来ました」と言ったら直ぐに開けて案内してくれました

最初からそうすれば良かった

荷物は親父に届けましたが
翌朝も気になって病院に行くと
親父は元気に朝食中

今迄入院どころか手術一つしたことのない親父は
かなりビビっていました

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