重瞼術(埋没法や全切開術)術後〜ダウンタイム中に気をつけることや起こりうる変化〜 | ヒルズ美容ステーション
2019年01月27日(日)

重瞼術(埋没法や全切開術)術後〜ダウンタイム中に気をつけることや起こりうる変化〜

テーマ:院長の美容コラム

最近、術後経過をSNSに投稿する方が増えています。

 

また鏡で何度も状態を確認する方もいます。

 

特に重瞼術(埋没法や全切開法)後は確認したくなる気持ちはよくわかります。

 

もちろん鏡をみること、術後の経過写真を撮影・投稿することに否定はしませんが、

 

帰宅し術後数時間に鏡で何度も確認したり、

 

開眼、閉眼時の写真を何度も撮影することはいけません。

 

これらの行動は、不安からくるもので注意が必要です。

 

何故ならこの時期は創部の安静が必須であり、

 

動かせば埋没法や切開法で固定した糸が緩みますし、最悪外れます。

 

特に切開法では、上まぶたを奥に引き込み重瞼ラインを形成するために、

 

眼窩隔膜や挙筋腱膜にかけるのですが、

 

その糸が外れ重瞼ラインが浅くなります。

 

できるだけ控えましょう。

 

 

それともう一つ!

 

重瞼術後のダウンタイム中に気をつけることをお話します。

 

ところでダウンタイムとは何でしょうか?

 

一般的には、術後内出血や腫れなどが生じ、

 

少なくとも一定期間、人に会いたくない、外に出られないなど日常生活に支障がでます。

 

この期間をダウンタイムと呼びます。

 

重瞼術(埋没法や切開法)のダウンタイムは、

 

①腫れや内出血がおさまるまで

 

②重瞼線が完全に安定(重瞼線の完成)するまで

 

・・・とすると、

 

埋没法の腫れや内出血は少なく、数日から長くて2〜3週間程度です。

 

また埋没法で作成した重瞼線は約1ヶ月で安定します。

 

そのため切開法に比べ埋没法を行った患者様は、

 

腫れや内出血も少なくダウンタイム中は、比較的安心して過ごされます。

 

一方で、

 

切開法では腫れや内出血は埋没法より長くなります。

 

特に術直後〜抜糸〜数週間は、

 

瞼縁から切開線(新しい重瞼ライン)までの腫れ;通称ハム目が形成される場合があります。

 

ちなみにハム目の形成は、

 

切開することで睫毛側の血液還流(静脈血の戻りが)が悪くなり、

 

切開線縫合部より睫毛側が、パンパンに腫れてしまいボンレスハムの状態になります。

 

例えるなら、

 

迂回路のない道路で事故が起き、交通渋滞がおきている状態です。

 

しかし、抜糸や血管が新生されることで、

 

停滞していた静脈の還流がよくなり、ハム目は解消されていきます。

 

またこの時期はハム目以外にも、

 

左右差、予定外重瞼線などが起こりうるので余計に不安になります。

 

いずれにしても切開法の重瞼線の完成は、

 

数ヶ月〜1年(数年と考える医師もいます)ですので辛抱強く待つことが大事です。

 

そして上記に述べたように、

 

鏡を何度もみる、自撮りをする、

 

またネットで他の患者さんの経過をみる、

 

「切開、腫れ、左右差、ハム目、失敗」など検索する、

 

・・・などは行わないほうがよいでしょう。

 

 

いかかでしたか?

 

重瞼術後に不安になる気落ちはとてもよくわかります。

 

その不安をできるだけ軽減するために、

 

医師は術前の説明はもちろん、

 

術後患者様がダウンタイム中に不安になった時に、

 

その不安を聞き安心させることも大事です。

 

そうすれば、周囲やネットの意見に左右されず、

 

ドンと構えられると思います。

 

          丸山成一

 

 

 

 

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