ヒルズ美容ステーション

様々な美容治療をご紹介


    
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2018年6月より、医療法における病院等の広告規制(厚生労働省)に沿い、表現を随時改訂しております。
なお、症例写真(ビフォー・アフター)のリスク・副作用・合併症については、各記事の下部にまとめて記載しております。

当ブログ「ヒルズ美容ステーション」に掲載されている症例写真は、当院の患者様のご厚意により掲載許可を得ています。当サイトの写真・イラスト・文章等の無断転載・引用・使用を禁じます。





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左右差のある目頭を整える〜目頭切開とその術後経過〜

 

目頭切開 タイトル

 

今回は目頭の左右差を改善します。

 

患者さんは左の目頭切開を希望され来院されました。

 

目頭切開 術前

 

診察をすると確かに目頭の角度が左右異なっています。

 

右目も少し蒙古ヒダを認めますが、

 

左目の様に下眼瞼にしわが入るほど強くないため、

 

患者さんが希望された左目だけ目頭切開を行うことにしました。

 

 

ところで目頭切開はトラブルが多い術式です。

 

目頭切開が適応かどうかの見極め、デザイン、術中の手技、

 

そして術後ケアをしっかり行う事で良い結果になります。

 

しかし、それが適切に行われなければ、

 

▼目が寄りすぎる

 

▼傷跡(凹みや隆起)が目立つ

 

▼下まぶたに不自然なしわがあらわれる

 

など合併症を引き起こすことが考えられ、その修正は難しくなります。

 

 

まずデザインです。

 

目頭切開デザイン

 

私は上記のZ形成術を多くの症例に対して行っています。

 

Z形成術の“山(蒙古ヒダ)を谷にする”効果を利用します。

 

メスは必ず11番を使用します。

 

目頭切開 メス

 

先端が細く尖っていて、目頭切開、鼻尖形成、鼻翼縮小などに使用します。

 

ちなみに15番メスは先端が丸くなっていて、二重全切開などに使用します。

 

術後は瘢痕部の保湿、

 

目頭切開術後固定(テーピング)

 

そして上記のように3Mテープで固定します。

 

これは瘢痕の可塑性(お餅のように伸び縮みする)を考慮し行います。

 

では最後に症例の経過を確認します。

 

目頭切開 ビフォア&アフター①

 

術後1.5ヶ月後ですが、ほぼ左右対称になりました。

 

瘢痕(傷跡)も目立ちません。

 

蒙古ヒダ、下眼瞼に伸びたしわも改善しています。

 

目頭切開 ビフォア&アフター①

 

閉瞼しても瘢痕(傷跡)はわかりません。

 

目頭切開 経過

 

経過を確認していきましょう。

 

6日後はまだ瘢痕(傷跡)も赤く肥厚しています。

 

1.5ヶ月経過するとほぼ目立ちません。

 

この状態から拘縮(ひきつれ)する、

 

瘢痕(傷跡)が目立つことはまずないでしょう。

 

今後も経過を確認していきます。

 

 

最近は目頭切開のトラブルが多数散見されます。

 

適応外は行わない。

 

無理なデザインは行わない。

 

術中は愛護的に組織を扱う。

 

術後ケアはしっかり。

 

また患者さんは、

 

目頭切開は“トラブルが多い”ことも知った上で、

 

カウンセリング・診察・手術を受けましょう。

 

          丸山成一

 

 

目頭切開【リスク・合併症】

内出血、腫脹、左右差、後戻り、目が寄る、傷の哆開(しかい;傷が開く)、 瘢痕形成(傷の肥厚や陥凹など傷跡が目立つ可能性がある)、瘢痕拘縮(引きつれ)、 時間経過による形態変化、下眼瞼に予定外線ができる可能性がある、 中縫いの糸が出てくることがある、縫合糸膿瘍、テープかぶれ、 自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。 なお目頭の修正により修正前より目立つ可能性はあります。

隆鼻術+鼻尖縮小術〜ハイブリッド型(ゴアテックス+プロテーゼ)隆鼻〜

隆鼻術+鼻尖縮小術〜眉間プロテ〜

 

今回は鼻筋が不明瞭で、鼻の重心が下(ワイドな鼻翼/団子鼻)にある症例に対し、

 

その症状を改善すべく隆鼻術と鼻尖縮小術を行いました。

 

団子鼻 鼻が低い 鼻筋が不明瞭

 

患者さんからは、

 

“眉間から高さをだして欲しい”

 

“小鼻を縮小したい”

 

“横から見たときにストレートではなく、若干カーブが欲しい”

 

という要望がありました。

 

このような場合は、

 

側貌で前額部(おでこ)から連なる曲線を生かしつつ、

 

眉間からボトムそして鼻尖にかけて自然な曲線美を出すようにします。

 

そこで隆鼻の一部素材にゴアテックスを使用することにしました。

 

これは眉間部にはある程度の柔らかさをもたせ、

 

ボトムのやや頭側から鼻尖にかけてプロテーゼが形成する鼻梁に対し、

 

自然な連続性をつくる(*)ためです。

 

(*)ゴアテックス+プロテーゼを骨膜下に移植するハイブリッド方式です。

 

眉間プロテーゼ (ゴアテックス+プロテーゼ)

 

私は更に鼻尖に高さをだし、少し尖らせたほうがより美しくなると考え、

 

鼻尖縮小と耳介軟骨移植を提案しましたが、

 

本人が希望されませんでしたので、鼻尖縮小のみ行いました。

 

一方本人が希望された鼻翼(小鼻)は、

 

隆鼻と鼻尖縮小効果により、目立たなくなることも多いと説明し、

 

今回の手術と鼻翼(小鼻)縮小の同時施術は行いませんでした。

 

もしそれでも気になるなら今後検討するということになりました。

 

 

それでは症例を供覧します。

 

団子鼻 鼻が低い 鼻筋が不明瞭

 

術前の状態です。

 

鼻筋が不明瞭、団子鼻と鼻翼(小鼻)が広がっています。

 

そのため鼻の重心が下方にあります。

 

また側貌で眉間から鼻根部の高さが不足しています。

 

隆鼻術+鼻尖縮小術〜眉間プロテ〜プランニング

 

手術は局所麻酔(*)で行いました。

 

(*)術中に形態を確認してもらうためです。

 

これは術者がよいと思っても、

 

患者さんがその変化についていけない場合があること(満足度が低い)、

 

また術後は腫れが予想され、ダウンタイム中の不安要素を取り除くため行っています。

 

私は肋軟骨移植による鼻中隔延長、骨切りを行う以外は全て局所麻酔で行います。

 

 

今回は同時に鼻尖形成で各鼻翼軟骨の折れ目をかえ縮小うるために、

 

オープン法でアプローチしました。

 

軟骨上は皮下を剥離し、頭側は眉間部やや上方まで骨膜下を剥がし、

 

ゴアテックス+プロテーゼが挿入するスペースを作成しました。

 

プロテーゼを術前のシミュレーションどおりに削り、

 

ゴアテックスと接合させ挿入しました(2〜4mm)。

 

鼻尖部は各鼻翼軟骨の折れ目をかえるように縫合し、

 

更に軟骨同士を縫合しました(鼻尖縮小)。

 

最後にbefore & afterを確認します。

 

隆鼻術+鼻尖縮小術〜眉間プロテ〜術前&術後①

 

鼻筋がとおり重心がかわりました。

 

また隆鼻と鼻尖縮小により、鼻翼(小鼻)の広がりも目立たなくなりました。

 

隆鼻術+鼻尖縮小術〜眉間プロテ〜術前&術後②

 

隆鼻術+鼻尖縮小術〜眉間プロテ〜術前&術後③

 

側貌も眉間部に高さが出たことで、前額部(おでこ)からの曲線が綺麗です。

 

隆鼻術+鼻尖縮小術〜眉間プロテ〜術前&術後④

 

ゴアテックスとプロテーゼ挿入により、

 

眉間から鼻尖まで続く自然で綺麗な鼻梁が形成されました。

 

 

アジア人は鼻根が低く、鼻尖の広がりが目立つ(団子鼻)ため、

 

隆鼻+鼻尖形成(縮小や組織移植)が適している考えます。

 

次回は眼瞼の他院修正症例をアップします。

 

          丸山成一

 

 

隆鼻術【リスク・合併症】

内出血、腫脹、凹凸、感染、太い鼻筋(アバター鼻)、鼻筋が曲がる、プロテーゼ・ゴアテックスが動く、ゴアテックスが癒着する、位置異常、鼻孔の左右差、プロテーゼが飛び出す、目頭の距離が狭まる、 傷の哆開(しかい;傷が開く)、鼻腔内瘢痕形成(傷が肥厚し目立つ可能性がある)、 瘢痕拘縮(引きつれ)、テープかぶれ、ヒトアジュバント病、 自分が想像してた結果と異なるなどが考えられます。

 

鼻尖形成【リスク・合併症】

内出血、腫脹、感染、鼻尖が硬くなる、アップノーズ・ダウンノーズ・ピンチノーズ・パロットノーズ・ポリービーク変形など鼻尖の形態異常、鼻孔の変形・左右差、 鼻尖と鼻翼の間の溝が強調される、傷の哆開(しかい;傷が開く)、瘢痕形成(傷の肥厚や陥凹など傷跡が目立つ可能性がある)、瘢痕拘縮(引きつれ)、真皮縫合糸(中縫いの糸)が出てくることがある、縫合糸膿瘍、テープかぶれ、自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。

 

 

 

オステオポールによる鼻尖部変形〜除去と同時再建、その後の経過〜

今回はオステオポール挿入後に、

 

鼻尖部の変形と皮膚の発赤変化を認めた症例に対し、

 

オステオポールの除去と同時再建を行ったので説明します。

 

 

症例は初診時にオステオポールを挿入され、

 

約7ヶ月(手術時は約8ヶ月)経過していました。

 

オステオポール(オステオポア)失敗・リスク

 

鼻尖部の変形と発赤を認めたため、

 

除去と同時に鼻尖部の再建を行いました。

 

 

ところで最近はオステオポール挿入後のトラブル症例が多数散見されます。

 

そこで症例の供覧の前にオステオポールについて少し解説します。

 

オステオポールはオステオポアとも呼ばれ、

 

最近美容外科クリニックで鼻尖形成(団子鼻の改善や、鼻尖部に高さをだす目的)の際に用いられ、

 

自家組織移植(耳介軟骨移植)の代わりとして普及しつつあります。

 

オステオポール(オステオポア)は、PCL(ポリカプロラクトン)と呼ばれる吸収性の素材でできています。

 

PCLは吸収糸としてアメリカのFDAで認可されていますが、

 

オステオポール、Gメッシュ、PCLプレートなど鼻用PCLは、

 

プロテーゼと比べてるとまだまだ臨床使用例は少ない新しい治療です。

 

数年かけて自分の組織と置き換わると言われていますが、

 

置き換わると言うことは、瘢痕化が予想されるために、

 

“鼻の形が変形しないか”など長期的に経過を観察する必要があります。

 

そして、私がもう一つ危惧するのは短期的な皮膚や軟骨への影響です。

 

オステオポール(オステオポア)概要

 

それはオステオポール(オステオポア)の “かたさ” です。

 

皆様が想像している以上に硬く

 

プロテーゼや耳介軟骨よりも非常に硬いものです。

 

オステオポール(オステオポア)が数年かけて吸収されるもっと前に、

 

皮膚や軟骨に過剰な圧迫が加わり、

 

皮膚が血流障害(壊死)を起こす可能性と、

 

鼻翼軟骨を変形させる可能性があります。

 

*皮膚が薄いと皮膚方向、皮膚が厚いと軟骨方向へと持続的な圧がかかります。

 

実際に今回の症例のように、挿入後数ヶ月で皮膚は発赤していました。

 

オステオポール(オステオポア)失敗・リスク

 

この皮膚の状態を放置していれば、症状は悪化し壊死や突き破る可能性がありました。

 

またオステオポール(オステオポア)の影響か少しアップノーズ気味です。

 

過去の経験から軟骨が変形している可能性もあるため、

 

除去と同時に鼻尖部の同時再建(縮小+耳介軟骨移植)を局所麻酔下にて行いました。

 

 

術中所見です。

 

オステオポール(オステオポア)除去・再建

 

鼻翼軟骨は“鉄球で押しつぶされた”、“クレーター”のような状態でした>>>③

 

そのため両鼻翼軟骨が外側に開き、下からみた鼻尖部の形態が不自然でした。

 

鼻尖縮小を行い(各鼻翼軟骨外側脚の折れ目を治し、さらに両鼻翼軟骨を引き寄せ縮小しました)、

 

同時に耳介軟骨移植を行って高さも出しました。

 

 

術後経過を供覧します。

 

オステオポール(オステオポア)除去・再建後の経過

 

術後早期はアップノーズ気味で鼻尖部の腫れも目立っています。

 

また鼻孔の形態が三角になっています。

 

このアップノーズや鼻孔の形態はゆっくり改善するので問題はありません。

 

*ダウンタイム中に、特にこのアップノーズを心配される方もいますが大丈夫です。

 

術後検診ですが、新型コロナ禍の影響で来院できなかったため、

 

術後2、3ヶ月の経過写真(*)を撮影して送ってきてくれました。

 

(*)解像度・色調・角度が若干異なることをご了承下さい。また来院された時に撮影し報告します。

 

正面視で鼻尖部は最初アップノーズ気味でしたが改善しています。

 

鼻孔も丸みがでて自然な形態になりました。

 

下から見るとまだ鼻先の丸みは残っていますが、腫れも改善しています。

 

 

最後にBefore & Atfterを供覧します。

 

オステオポール除去 ビフォーアフター

 

かなりすっきりしました。

 

半年後の経過も楽しみです。

 

 

最後に・・・

 

もしこれらPCL素材のものが普及するのであれば、

 

皮膚の厚さなどその適応を見極める必要があります。

 

オステオポール(オステオポア)などのように施術が簡易になればなるほど、

 

鼻の手術を行ったことがない医師や、

 

鼻の構造(解剖)を教科書でしか見たことのない医師が安易に行う可能性があります。

 

鼻を構成する軟骨など内部が破壊されてしまえばその再建は非常に難しく、

 

また皮膚壊死を起こせば鼻は変形し不可逆的変化を起こします。

 

もしPCL素材を使用した鼻の形成を行うのであれば、

 

患者さんもそのリスクを知り、

 

“担当医がリカバリーショットを打てる(再建可能)のか”確認しておきましょう。

 

 

今回行った手術は、

 

① オステオポール(オステオポア)抜去

 

② 同時再建として鼻尖形成(鼻尖縮小+耳介軟骨移植術)

 

          丸山成一

 

 

【リスク・合併症】

内出血、腫脹、感染、鼻尖が硬くなる、アップノーズ・ダウンノーズ・ ピンチノーズ・パロットノーズ・ポリービーク変形など鼻尖の形態異常、 鼻孔の変形・左右差、

鼻尖と鼻翼の間の溝が強調される、 軟骨の吸収、軟骨の位置異常(ずれ)、傷の哆開(しかい;傷が開く)、 瘢痕形成(傷の肥厚や陥凹など傷跡が目立つ可能性が

ある)、 瘢痕拘縮(引きつれ)、真皮縫合糸(中縫いの糸)が出てくることがある、 縫合糸膿瘍、テープかぶれ、自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。 

また軟骨採取部は耳介後面に傷跡が残る、耳介の感覚鈍磨、 疼痛、外耳道の変形などが考えられます。

 

 

 

 

 

 

全切開〜あらゆる角度からみて 綺麗な目の形成は可能か?〜

今回は全切開について少し違った角度から考察してみました。

 

二重全切開 タイトル

 

内容は、二重全切開後に“どの角度から見ても綺麗な目に見えるのか?”です。

 

 

他院で埋没法を2回行っている患者さんの同意を得て検証しました。

 

術前所見は以下に示します。

 

二重全切開 術前写真

 

二重ラインの安定

 

眠そうな目と左右差の改善

 

以上を目的に二重全切開を希望されました。

 

 

下記に希望、デザイン、手術内容をまとめています。

 

二重全切開 希望 デザイン 手術内容

 

患者さんの意見を極力取り入れつつ、

 

目の開きを良くすること、

 

左右差の改善、

 

その他には、不自然な二重(ハム目や目を閉じた時に凹まないなど)にならないこと、

 

などに気をつけて局所麻酔で手術を行いました。

 

 

抜糸も終わり術後経過も良好でしたが、

 

1ヶ月後検診で下記のやり取りがありました。

 

二重全切開 1ヶ月後検診内容

 

私は常々、特に二重全切開後のダウンタイム中に関して、

 

ネット検索を行う、

 

必要以上に鏡をみるなどの行為を控えるように伝えています。

 

それは鏡をみることで、二重幅、左右差、傷などの経過が心配になり、

 

ネット検索でnegative要素しか目に入らなくなり、どんどん不安になるからです。

 

 

今回は1ヶ月後の検診で患者さんから、

 

「眉下切開をやりたい」

 

・・・と言われました。

 

私は検診の際に、あらゆる角度からその経過を観察しています。

 

つまり静的(写真撮影)だけではなく、動的(表情・目の動き)にも観察しています。

 

一方患者さんは、特に写真など静的なものから判断しています。

 

私が「経過も順調で綺麗ですよ」とお伝えすると、

 

患者さんは「あらゆる角度からみて綺麗な目でありたい」と言いました。

 

 

そこであらゆる角度から写真を撮影して患者さんに見せました。

 

二重全切開 術後1ヶ月 タイトル

 

できるだけ自然体にしてもらい、

 

写真を複数枚撮りました。

 

すると①〜⑥の写真の中に患者さんにとって気に入らない写真が1枚ありました。

 

それはどれでしょうか。

 

一緒に考えてみてください。

 

二重全切開 経過写真 術後1ヶ月 あらゆる角度

 

中央が術前の写真、

 

それ以外は術後1ヶ月の写真です。

 

患者さんが気に入らなかったのは、

 

③番です。

 

③は患者さん自身が写真を撮影する時や、

 

鏡を見る時の状態を再現し撮影しました。

 

確かに写真をよくみると、

 

少し左右差があり皮膚が被ったように見えます。

 

この皮膚の被りを眉下切開で修正したいということだったのです。

 

まだ1ヶ月ですから、

 

私は患者さんに「判断するには早いですよ」と伝えました。

 

 

もう少し③の写真を検証してみます。

 

すると少し顎をひいて目に力が入っています。

 

実はここに見過ごされがちなポイントがあります。

 

ちなみに私自身は二重ですが、

 

少し顎をひいて目に力を入れ、少しかまえて写真を撮る、あるいは鏡を見ると、

 

眉毛と二重ラインが近づき③の写真のように見えます。

 

一部は被さっているように見えます。

 

“この状況でも綺麗に見えたい”

 

これが患者さんの希望であり理想だったわけです。

 

一方で術者にとっては非常に難しい問題だと思います。

 

写真を撮る時の角度や、

 

その撮り方によって、

 

二重の見え方が変化するわけですから難しいのです。

 

 

せっかくですから

 

閉眼〜開眼にかけての二重切開の傷や、引き込みを確認しておきます。

 

二重全切開 経過写真 術後1ヶ月 閉眼〜開眼

 

まだ術後1ヶ月ですので、傷は赤く若干盛り上がっています。

 

引き込みは強くはなく、開眼していく流れに不自然さはありません。

 

 

今回の検証結果です。

 

術後1ヶ月ですが綺麗に見えない写真がありました。

 

写真の撮る角度や本人の構えによって、二重の見え方は変わります。

 

それは他の角度で綺麗な写真がたくさんあっても、

 

一つでも本人の満足できない写真があれば、

 

“あらゆる角度からみて、綺麗な目の形成は可能か?”

 

ほぼ “YES” だが、満足度などを加えれば “NO” と言わざるをえません。

 

今後も検証していきます。

 

          丸山成一

 

 

<合併症など>

 

内出血、腫脹、左右差、浅い重瞼線、固定糸が外れラインが薄くなる、深い重瞼線、 

不整な重瞼線(予定外重瞼線)、不整な瞼縁(アーチ)、開瞼抵抗、 目の開きが悪い、

目が開きすぎる、角膜炎、ドライアイ、傷の哆開(しかい;傷が開く)、 瘢痕形成

(傷の肥厚や陥凹など傷跡が目立つ可能性がある)、 中縫いの糸が出てくることがある、

縫合糸膿瘍、 眼瞼痙攣、抑うつ・不眠など自立神経症状、頭痛、目の奥の痛み、 

自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。

 

<価格(税抜き)>

 

二重全切開 両側 ¥270,000

他院修正(2回の埋没法)両側 ¥30,000

 

 

 

二重全切開〜眠そうな目、ハッキリしない二重〜

重瞼ラインを作成する方法には、埋没法と切開法があります。

 

埋没法は内出血や腫れなどのダウンタイムが短く、

 

ラインの完成は1〜2ヶ月と比較的手術のハードルの低い手術といえます。

 

一方で切開法は、内出血や腫れを考えるとダウンタイムは長く、

 

ラインの完成は約6ヶ月となりハードルが高くなります。

 

基本的にまずは埋没法をすすめますが、

 

以下の場合は、切開をすすめます。

 

①過去に埋没法を行ったがラインが安定しない、糸がゆるむ、外れるなど

 

②少し眠たい印象(下垂気味・軽度下垂)のまぶたなど

 

二重全切開 タイトル

 

今回の症例は上記の②に該当するかと思います。

 

二重全切開 術前

 

症例は平行でラインは浅く、目尻側が2本線になっています。

 

また眠そうな目で、黒目の見え方に左右差があります。

 

瞼の皮膚は比較的薄く、やわらかい状態でした。

 

目標はアーチを綺麗に!睫毛はパッチリと!ラインは綺麗に!です。

 

 

文中に(*)がでてきますが、注意すべきポイントなど記載しています。

 

左右共に瞼縁から7mm、幅2.5mmの皮膚を切除するデザインとします。

 

手術は局所麻酔下で二重全切開(*)を行います。

 

(*)メスで切開する時に創縁をがたつかせない、

 

   電気を使った止血では、絨毯爆撃のように止血しない。創縁が痛み傷跡が汚くなります。

 

眼輪筋は切除せず(*)、眼窩隔膜と挙筋腱膜の間を剥離し腱膜を露出します。

 

(*)閉眼時や伏し目の時に凹まないようにするためです。

 

挙筋腱膜の可動が悪ければ(*)外側を切離します。

 

(*)開瞼抵抗の予防、眼瞼内側挙上の補助

 

なお本症例では、挙筋腱膜は瞼板からは剥がさず(*)、眼輪筋下で断端を残し切離しました。

 

二重全切開 眼瞼下垂手術 イラスト

 

(*)挙筋腱膜を瞼板から剥がした場合は、

 

上記右イラストのように腱膜を前方に引き出し瞼板に再固定します。

 

ちなみに・・・私が行っている重瞼ラインの引き込みは、

 

二重重瞼線(重瞼ラインの作成) やり方

 

挙筋腱膜のやや頭側よりにナイロン糸をかけ、

 

黒目中央部とその両端に位置する眼輪筋側の腱膜断端、あるいは眼輪筋と縫合しています。

 

そのあとは眼輪筋同士(*)

 

(*)眼輪筋を密に縫合すると、眼輪筋は閉眼時に作用するので糸が切れる可能性があります。

 

最後は皮膚同士を縫合して終了です(*)

 

(*)皮膚同士を丁寧に縫合することで傷はより綺麗になります。

 

 

それでは術後1ヶ月、5ヶ月と開眼・閉眼と比較してみていきます。

 

二重全切開 術後1ヶ月①開眼

 

術後1ヶ月の状態です(開眼)。

 

まだ瞼縁から重瞼ラインまでが腫れています。少し左右差もあります。

 

睫毛の角度が変わっていますね。

 

二重全切開 術後1ヶ月①閉眼

 

術後1ヶ月の状態です(閉眼)。

 

傷はまだ赤く膨らみもあります。

 

二重全切開 術後5ヶ月①開眼

 

術後5ヶ月の状態です(開眼)。まぶたのお化粧はしていません。

 

まだ若干の左右差はありますが、腫れもひきました。

 

またアーチもとても綺麗です。

 

二重全切開 術後5ヶ月①閉眼

 

術後5ヶ月の状態です(閉眼)。上まぶたのお化粧はしていません。

 

傷もかなり目立たなくなりました。

 

凹みもありません。

 

最後に一連の経過を確認します。

 

二重全切開 術後経過①開眼

 

開眼;術前>>>術後1ヶ月>>>術後5ヶ月

 

重瞼ラインが下がっていくのがわかります。

 

ダウンタイム中は不安になりますが、

 

適切な治療をすれば半永久のハム目(*)にもなりません。

 

(*)ボンレスハムのような状態。瞼縁から重瞼ラインまでが腫脹すること。

 

二重全切開 術後経過①閉眼 傷跡

 

閉眼;術前>>>術後1ヶ月>>>術後5ヶ月

 

傷の経過がとてもよくわかります。

 

適切な切開、ソフトな止血、丁寧な縫合により傷はとても綺麗になります。

 

          丸山成一

 

 

<合併症など>

 

内出血、腫脹、左右差、浅い重瞼線、固定糸が外れラインが薄くなる、深い重瞼線、 

不整な重瞼線(予定外重瞼線)、不整な瞼縁(アーチ)、開瞼抵抗、 目の開きが悪い、

目が開きすぎる、角膜炎、ドライアイ、傷の哆開(しかい;傷が開く)、 瘢痕形成

(傷の肥厚や陥凹など傷跡が目立つ可能性がある)、 中縫いの糸が出てくることがある、

縫合糸膿瘍、 眼瞼痙攣、抑うつ・不眠など自立神経症状、頭痛、目の奥の痛み、 

自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。

 

<価格(税抜き)>

 

二重全切開 両側 ¥270,000

 

 

 

 

 

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