スキンピーリング後の皮膚を500倍に拡大してみてみよう!
ピーリングって言葉をご存知でしょうか?
語源はpeel (ピール)からの由来で、
皮をむく、あるいは柑橘系の果物の皮をさします。
我々美容外科医が診療で使用するピーリングとは、
サトウキビやパイナップルなどに含まれる“フルーツ酸”を使い、
皮膚の角質層を溶かしていくようなニュアンスがあります。
フルーツ酸はグリコール酸とも呼ばれ、
ニキビや小ジワなどの改善に用いる・・・
“グリコール酸ピーリング”として広く世間に普及しています。
またクリニックによっても濃度が異なりますが、
ヒルズ美容クリニックでは30~40%の濃度のものを使用しています。
しかし・・・
角質層を溶かす!?って大丈夫なんでしょうか?
痛いの?痒いの?
どうなんでしょうか???
ちょっと面白い試みを行ってみました。
このグリコール酸ピーリング施術後に、
500倍のズームで皮膚の表面をのぞいてみました!
丸く囲んだ部分のキメが細かくなっていますね。
ミクロの世界ではこういう現象がおきていたんです。
ピーリングを終えた患者様が、
「お肌がツルッとする!」
・・・と実感されるのはこのことだったんです。
おっと忘れていました。。。
施術中の痛みでしたよね?
そうです!
酸が皮膚に接触しているため、
ピリピリ ピリピリして痛痒いような感覚ですね。
“ピールする!皮をむく!溶かす!”
その後は皮膚のキメが細かくなる・・・
全然怖くなかったですよね。
このようにしてニキビや小ジワを改善していきます。
丸山成一
※before & afterの画像についてのご注意
写真はあくまで参考画像であり、症例により効果や満足度は異なりますのでご了承下さい。
※リスク・副作用・合併症
発赤、疼痛、炎症性色素沈着、色素脱出、水疱形成、火傷(傷の肥厚・陥凹、ケロイド形成)、自分が想像していた結果(しみが取れないなど)と異なるなどが考えられます。