中二病とさといもが消えた話と虫だらけだったので対応した話 | 明るい家庭菜園

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なんとなく生きてきて何とかなってた私が、なんとなく畑を持ち、なんとなく家庭菜園をしている経過の報告。参考にはなりません。

小2の娘が、軽い風邪を引いた模様。
鼻をずるずるしていたので、鼻をかむように言い、鼻をかむ娘に
 
鼻こまめにかまないと、あれになっちゃうよ、だからちゃんとかまないとダメだよ。
 
と忠告。
肝心の『中耳炎』と言う言葉が出てこず、『あれ』で代用。
言葉が出てこなくて『あれ』だらけになるのは、生活に疲れた主婦の日常。
 
あれだよあれ、えーっと。と私が思い出そうとすると、母のあれ攻撃に慣れている小2の娘が言った。
 
分かるよ!中二病でしょ!!
 
いや、中二病じゃなくて中耳炎だよ。と訂正する母。
息が出来なくなるくらい笑う小6の姉。
 
ひゃーっ、ねえ、なんで中二病って言葉知ってるの?どこから聞いたの?ひゃーっっ。
と聞きながらも、ひたすら笑っている、笑いすぎて引き笑いになっている小6の娘。
 
あははははー、中耳炎だよー。と、笑ったが、笑いが持続しない、生活に疲れた主婦の私。
 
小2の娘が言った。
中二病って何?
 
小6の娘が言った。
中二病って、なんだろうね。
 
知らんのかい!と思ったが、うまく言語化できない私。
 
小6のクラスでも、中二病だな!というからかいの言葉は飛び交っているらしいが、実際誰も説明できなかったらしい、中二病。
 
調べてみたが、
背伸びしがちな言動を自虐する語
らしい。
 
なんかちょっと違う気もする、中二病。
 
しかしずっと笑っていられるのって、若さなんだなとふと気付いた、切ない中年主婦の一コマ。
 
というわけで今日のうちの猫(偽物)。
椅子に座っていた。
毎朝移動しているので、きっと生きている気がする。
 

 

さて、朝の散歩のついでに畑を観察。

 
 
私の中で、虫に食われないはずのモロヘイヤが虫に食われていた。
 
 
もう一か所で育てているモロヘイヤは、虫に食われたことがない。
これは一大事だ、とあたりを見渡す。
 
 
元凶はさといもだった。
 
 
シースルー。
犯人を捕らえた。
 
 
集団的犯行。
 
 
硬いところしか残ってない。
 
さといもがほぼボコボコにされ、もう、全ての葉を食いつくす勢い。
あまりの非情な犯行に、私は、ついに最終兵器を手にした。
普段こんなことは滅多にしない温厚な(面倒くさいだけな)私を怒らせたわね。
 
倉庫を漁り、いつのか分からない、そしてこの虫に効くかも分からない劇薬を使うことにした。
 
 
まあ、害虫って書いてあるし、大丈夫でしょう。
農薬なんて、めったに使わないけど(面倒くさいから)、今回ばかりは許さないわ。
 
 
 
買って数回しか使っていない、噴霧器を出した。
適当に薬液を作り、噴霧しまくった。
 
だがしかし、相手はさといもの葉。
水をはじくので、葉の上で、玉になってキレイに転がり落ちる薬剤。
 
むひー!と思いながらも、作っちゃったしもったいないので、さといもの葉裏と、周りの他の野菜にもまき散らかした。
 
道具をしまいに倉庫に行くと、目についた、次の劇薬。
いつのか分からない劇薬。
 
 
なんだよ、いいのあったじゃん!!と後悔。
併用していいのか悪いのか全く分からないが、薬剤はじいてたし。と思いこれも使うことに。
 
 
 
なんだ、これの方が全然楽で効きそうじゃないか。
 
普段やらない(めんどくさいから)農薬散布をたまにやると、失敗もあるが、学びもあるなあ。まあ、次やるときは忘れてるけど。と思いながら、満足感で帰宅。
 
無計画な私なので、この後すぐ雨が降ったが、粉の薬は落ちることなく葉にとどまっていた。
 
数日後、見に行った。
 
 
虫に勝って成長したモロヘイヤ。
薬まいたからしばらく食べないけど、よかったよかった。
 
 
さといもも虫が消えた。
 
家庭菜園に農薬を使うか使わないかで、人それぞれ考えがあると思うが、一つ分かった。
農薬ってすごい。