散髪をして来た。
去年の11月に切ったっきり ずうっと切ってなくて、
いい加減自分の手に負えなくなって。
元々自分の髪型は少し長めの方が好き。
首振って振り向いた時に 少し後ろ髪が揺れる程度の。
きっとジャッキー・チェンに憧れていたせいだ。
思春期に 『カッコイイ』 と一度思ってしまうと、その価値観って意外と自分の中に深く根付く様な気がする。
でも、もうムリ ![]()
風呂上りに髪が乾くまで時間はかかるわ、メンドくせえわで。ヘタしたら湯冷めしちゃう。
昔、中学受験の直前にスポーツ刈りにしたら、
急に頭が寒くなって風邪ひいて 第一志望に落ちた事があるから、
それも若干トラウマ。
ま、ここん所温かくなってきてるし、もう短くしてもいいだろ。
てなワケで。
行き付けの美容室がある。電話で予約。
(ホントは 『BALBAL』 行きたいんだよ?)
必ず聞かれるのは 『御指名はありますか?』
ありません。切ってくれりゃあいいんです。
散髪する時とかは 強烈な壁を立てて、話しかけるなオーラを出しまくる。
コミュニケーションを図ろうと世間話をしてくる美容師さんがいるけど、
こういう時はマッサージと同じで、オレはリラックスしてたいんです。
最初にお願いして 後は委ねますのでお任せします。
「今日はどうなさいますか?」 と鏡越しに女性の美容師さん。
注文はいつもと一緒。
「前髪が少し眉にかかるくらいで、後はそれに合わせて短めにして下さい」
「じゃあ、前回と同じくらいでいいですか?」
「…え?」![]()
一度短く散髪したら、散々伸び散らかして また短くするって事の繰り返しだから、
美容室なんて年に2~3回くらいしか来ない。
しかも前回切ったのは11月。
この方、前回オレを担当してくれた美容師さんだった。 イトウさん。
オレの方はイトウさんの顔もロクに憶えてねえのに。
「憶えてらっしゃるんですか?」
「はい。 じゃ、伸びた分だけ切りましょうか?」
もう、全幅の信頼…。 好きなようにして下さい ![]()
髪を切られている間、一度も目を開けなかった。
相当伸びてたんだろうね。男にしては1時間弱かかった。
途中何度も睡魔に襲われておちかけた。
「いかがですか?」 とイトウさん。
目を開けて鏡に映った新しい髪型。
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間違いないっス。
「サッパリしました。ありがとうございました。」
これぞサービス精神だなあ、と感心してしまう。
THE プロだよ。
店を出るともう18時。そこそこ風が出てきた。
4月の風は オレのうなじには まだ冷たいぜ。

























この川までが遊ぶ範囲の境界線だったなー。 
水位の違う川の高さを調節して 


