重障害児(者)の言葉や気持ちを感じ取る『フィーリング・コミュニケーター志づえ』です。

あなたのココロを《スーパーヒーリング・ハグ》で癒やしますアップ

 

 

こんばんは(*^▽^*)2019年、初投稿になりました🎉💖

訪れてくださった方々。いいね下さる方々。

いつもありがとうございますm(_ _)m

励みになりますラブラブ

 

自閉症スペクトラムが発覚する前のわたしが

 

『どんな風に世界を感じて、見えていたのか』。

 

 

それを、今現在困っている当事者の子ども達やご家族、支援している方々の

 

1つの情報として知ってもらえたらいいな、と思います。

 
 
 
いのししいのししいのししいのししいのししいのししいのししいのししいのししいのししいのししいのししいのししいのししいのししいのししいのししいのししいのしし
 
《生い立ち編》、最終回です(*⌒▽⌒*)
 
昨年の1月から始まって12ヶ月かけて綴ってきました50記事。
途中で重さに潰れかけながら、
 
『のほほん記事書きたい~σ(^◇^;)!』
 
と、心の中で叫びつつ、
 
一旦、自分でやる!と決めた事はやり遂げないと次の手順にどうしても気持ちが悪くて切り替えが利かない特性をここでも発揮😅
 
正直、自分でも、めんどくさい……😥
 
でも、やっとここまで来られました。
 
わたしのblogは、ダンナさんも息子のタイ坊も読者として読んでくれています。
 
タイ坊には、
ママも子供の頃にはこんなにままならない日々を過ごしていたよ~(今でも、あるっちゃ有るけど😅)、『共感あるある』グッ
 
とか、
 
ママはかなり不器用だから、『人のふり見て我が振り直せ』みたいに、《反面教師》的な側面も見てもらえればな~、との思いで伝えてるつもりです😅
 
 門松門松門松門松門松門松門松門松門松門松門松門松門松門松門松門松門松門松門松門松門松
 
 
ママちゃんが出て行ってから1年後の六年生の11月、
 
祖母が夕食時に珍しくわたしに相談ごとを切り出した。
 
祖「……お父さんが帰って来たいって言ってるんだけど」
 
わ「(唐突に何真顔……?)どこへ?」
 
祖「……家へ
 
言ってる意味が判らない……。
 
わ「お父さん、仕事でなかなか帰って来なかったのじゃあなかったの……?外の事務所かなんかで寝泊まりしてたんでしょ?」
 
二度目の離婚から、父は月に一度くらい家に帰って来ていたけれど特に会話も団欒する事もなく。
祖母との二人だけの生活が日常だったから。
 
祖「……言ってなかったっけ……。あんた、うちの会社はもう無いのよ。お父さんも社長じゃない。今の家の家計は保険を解約して……。あ、でも借金は無いからね。ただ利益が伸びなくなってたから止めたのよ」
 
わ「……いつから?( ・_・;)」
 
祖「ママちゃんに《慰謝料》でお店プレゼントしてすぐかしらね……」
 
 
 
………なんか、短いやりとりの間に色々な事実が発覚しているんですけど………σ(^◇^;)
 
とりあえず……『相談したい内容』ってのは………💦
 
わ「そんな前から会社無かったのなら、お父さんどこで何してたの?
家出てってたのも知らなかったんだけど、帰って来たいなら帰ってくれば良いじゃない(^◇^;)」
 
祖「……………お父さん1人じゃないのよ(-_- )」
 
わ「?
 
 
 
 
 
 
祖「………新しいお嫁さんと、生後7ヶ月のあんたの弟になる赤ちゃんも一緒に連れて帰って来たいって(-_-;)」
 
 
 
 
耳を疑った。
 
わ「お父さん、再婚してたの!?ガーン
 
 
わたしの反応に、祖母が珍しく強気な姿勢を崩して視線を泳がせた。
 
祖「………ママちゃんと離婚したすぐ後ね。家には連れて来ないで!って伝えてたんだけど……。
 
………だから、会社を畳んだ後、お父さんはその女の人と暮らしていて。
4月に赤ちゃんが生まれてからは親子3人アパート暮らししていて。
お父さん、パチプロして生計立てていたらしいのだけど、生活が苦しくなってきたから家に帰って来たいって……………」
 
祖母がしどろもどろになりながら、なんかとんでもない内容を話していた(@_@)。
 
 
わたしは半ば頭が真っ白状態で、新しい登場人物について尋ねる。
 
わ「え……え?新しいお母さん?
どんな女(ひと)なの?アセアセ
 
祖母の顔が何とも言えない苦渋の表情に歪む。ようやく絞り出すようにつぶやいた。
 
祖「……今年、20歳になる女(ひと)」
 
 
 酸素が薄くなった気がした。
 
 
わ「………わたしと、8歳しか違わないの!?」
 
 
………で、父とは20歳差…………(~。~;)?
 
何だろう、ザワザワと鳥肌が立ってくる。
 
わ「何で?いつから?!(≧Д≦)」
 
わたしの剣幕に、祖母が観念したようにポツポツと話し始めた。
 
 
父と彼女の関係が発覚したのは、昨年4月。
 
小5に進級した春に、父が腕に包帯を巻き、吊っていた事があった。
 
あれは、
 
ママちゃんが《浮気》を知って、父に包丁で斬りつけた際に怪我を負ったものだったらしい。
 
父とすれ違いが始まり、知り合い(父の友人であり、店のお客さん)の証言で知ったママちゃん。
 
父は家族をほったらかしにして、《彼女》に毛皮のコートや海外旅行をプレゼント。
おまけに、スクーターの2人乗りで実家の近くを走っていたらしく………近所でも『若い娘を連れ回している』と噂になっていたという………。
 
父は、子供の頃から住んでる下町での情報筒抜けを《ものともせず》、完全に開き直ったらしい。
 
相手が耐えきれず別れ話を出せば、言質を取った言わんばかりに堂々と話しを進める。
 
ママちゃんも、父が好きだったから。我慢して、我慢して………でも修復不可能な所まできたのが去年の夏。
 
 
《彼女》の体に赤ちゃんが宿り、《安定期》に入ったところでママちゃんは父の居場所から放り出された。
慰謝料として、父名義だったお店を譲られて。
 
わたし以外の親戚の人達は、みんなが顛末を知っていて、
父が戻りたい旨の話を祖母に持ちかけた時、親戚中が反対した
 
わ「……そうだよね。こんなに離婚や再婚繰り返してたら、わたしを生んでくれたお母さん戻ってきたら、どうするんだろね…」
 
乾いた笑いしか出てこない状況に思わずつぶやいたら、祖母が怪訝な顔をした。
 
祖「あんた何言ってるの?あんたを生んでくれた人は、とっくに再婚して幸せに暮らしてるわよ」
 
わ「ガーン!え?、外国で仕事してるって。いつか迎えに来るって、言ってなかったっけ?!」
 
祖「……あんたが幼稚園の時にあんまり聞くから、そんな事言ったかしらね。まだ信じてたの?」
 
わ「…………」
 
『嘘をつくな』と言ってたその口で、そんな事言うというのか……?
 
祖「ちなみに、あんたのお母さんが出て行く原因を作ったのは、お父さんが当時二十歳のママちゃんと浮気していたのが原因よ。
あんたのお母さんが妊娠中でも帰って来ないし、帰ろうとしたらママちゃんが刃物振り回してどうしようもなかったって(v_v)」
 
 
当時から全く進歩が無いじゃないか………えーん
 
とりあえず、母がこの家から救い出してくれる希望は無くなった。
 
………何なんだろう。
人から奪いたくなるほど、家庭を壊してまで、犠牲にしてまで、想いを貫いて、
 
そこまで相手にさせておいて『愛』に飽きる父………。
 
後に、全ての父の嘘を知ってからママちゃんに再会し、
『私はちぃちゃん(わたしのこと)からお母さんを取っちゃったから、ちぃちゃん以外に子供を持たない決心をしたんだよ(´ー`)』
 
しんみりとした口調でそうつぶやいていた。
 
それまで、学校でも家でもあまり発言せず、感情を強く表さなかったわたしは、父が帰ってくる事に断固反対!抗議した。
 
従姉妹のEちゃん家族や、井戸端会議中の親戚にも訴えた。大人達の口から、父を諌めてくれるように。
 
でも、祖母は『あれでも息子だから……』と、言い。親戚達も言葉を濁し。父の姉である叔母さんも口を閉ざし。
 
唯一、従姉妹のEちゃんが奮起して、再々婚の女性に抗議の手紙を郵送!(未だにどうやって住所を調べたのか聞いてない……(*_*;))
……しかし、それも女性の手に渡る前に父が気づいて握り潰すという…。
 
結局、わたしの12歳の誕生日前に、新しい家族と共に父は帰還した。

「若いお母さん良いだろ~(*^^*)」とヘラヘラ笑いながら悪びれる様子もない父に、ずっと嘘をつかれていた怒りが噴出して、口もききたくなかった。

《可愛さ余って憎さ100倍》というのはこんな気持ちなのかな?とぼんやり思った。
 
周りの大人は『可哀想ね。可哀想ね』と言うだけで………しまいには、『可哀想』と言われるのにも、嫌気がさしてきていた( ̄^ ̄)。
 
赤ちゃん(弟)は、可愛い。罪など無い。
 
お嫁さんも可愛い。お姉さんみたい。父が社長だと思って、離したくなかったんだろうな……と思った。
ただ、父は釣った魚にエサをやるタイプでは無い(v_v)
お嫁さんは、その後わたし以外に3人の子を抱えて、精神バランスを崩すほど苦労した。
子供達が成人したら、父と別居し末っ子と暮らしながらバリバリ働いて裕福に暮らしてるらしい。
 
 
 
父は、子供の頃は大好きだった。子供の気持ちが解る味方だと、思っていた。
 
実際は、父自身が《子供》だっただけだ。
『自己演出』が大好きで、子供を連れて宴会に行き、子供好きをアピール。
 
わたしが14の時には妹も生まれて、曾祖母の家の狭い手入れのされてない植え込みのある暗い庭でガーデンパーティを企画し、
お嫁さんの親族を招いて弟や妹を抱きながら
 
『俺は、子供とか可愛いと思ったことがなかったけど、今はこの子達が可愛くて仕方がないよ』
 
と、発言し、周りを気まずい沈黙たらしめたことすらある。
 
わたしは、この一件以来、父に何も期待しなくなった。
 
『父に似ている』と言われた自分の顔も嫌いになり、反面教師にしようと決めた。
 
父と同じ血が流れていると思いつめ、人を好きになるのも怖かったし、《愛》なんて続くものじゃない!《人を振り回すワガママな愛》なんて、まっぴらだとさえ思っていた。
 
《恋愛》なんて、友達のは可愛いと思うし応援するけど、
『自分は、男は信用出来ないイラッムキーッ💦』
 
 神さまも、大人達も、願って待っているだけじゃ、誰も助けてくれない。
 
小学校の卒業式の日、感傷も涙も無かった。
6年間はあまりに永くて、明日から行かなくて良いのだと思うと、清々した。
 
 
 
その後、構築されたわたしの牙城は15年以上崩される事はなかったのでしたσ(^_^;
 
 
 

 
 2018年12月31日の朝日爆笑
 
 
 
 
 2018年クリスマス『トラにゃん』お願い
 
 
 
 
2018年『放生寺』ラブラブラブラブ
 
《生い立ち編》は小学校卒業で一旦終了致します。2019年は、もう少しのびのび、ポジティブな内容でお届けしていきます😅💦
 
2019年もよろしくお願いします。いのししいのししいのししいのししいのししいのししいのししいのししいのししいのししいのしし
 
 
 

 
 
 
 


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