重障害児(者)の言葉や気持ちを感じ取る『フィーリング・コミュニケーター志づえ』です。

あなたのココロを《スーパーヒーリング・ハグ》で癒やしますアップ

 

 

こんばんは(*^▽^*)

訪れてくださった方々。いいね下さる方々。

いつもありがとうございますm(_ _)m

励みになりますラブラブ

 

自閉症スペクトラムが発覚する前のわたしが

 

『どんな風に世界を感じて、見えていたのか』。

 

 

それを、今現在困っている当事者の子ども達やご家族、支援している方々の

 

1つの情報として知ってもらえたらいいな、と思います。

 
てんびん座てんびん座てんびん座てんびん座てんびん座てんびん座てんびん座てんびん座てんびん座てんびん座てんびん座てんびん座てんびん座てんびん座てんびん座てんびん座てんびん座てんびん座てんびん座てんびん座
 
11月ですね。秋ですね(*^▽^*)
 
秋のどこまでも澄み渡る空を見上げると、遮るものが少なくて(春は、例えば花粉💦とか)大気圏や宇宙までの距離が近づいたような気がしてます(*⌒▽⌒*)
 
早朝、メイプルの散歩をしながら、空き地で空に向かって全力で両手を伸ばしているわたしです。(不審者通報はしないでくださいね~💦😅)
 
紅葉紅葉紅葉紅葉紅葉紅葉紅葉紅葉紅葉紅葉紅葉紅葉紅葉紅葉紅葉紅葉紅葉紅葉紅葉紅葉
 
さてさて、『小学生編』佳境に入ってきました。
つい先日、長男の『タイ坊』は中学校を1週間あまり休んでいました。
彼を見ていると、blogの中の子どものわたしと重なり合って、あぁ……なんともタイムリーだなぁ~って感慨深く想います。
 
 

 
 
 
それは、思いがけない変化球から始まった。
 
「おい。◯◯(わたしの旧姓)、見てみろよヽ(^o^)丿!」
 

ある日の朝、登校して机にランドセルを下ろしたばかりのわたしに、クラスのリーダー格の男子M君(仮名)が声をかけてきた。

 
見ると、教室の後ろの壁面に模造紙で作成した学級新聞の最新号が貼られている。
 
学級新聞はクラスの『新聞係』の生徒が、毎月思い思いの記事を書いてみんなを楽しませているものだ。(余談だが、わたしも新聞係の時は、4コマ漫画とか描いたりしたなぁ(^^))
 
M君は体育係で関係ないはずだが、なぜかわたしを手招いている。
 
「何?面白い記事でもあるの?」
 
ニヤニヤ笑って指差すM君に素直に近寄って、壁面を見上げる。
 
模造紙二枚重ねいっぱいに1つの記事が全面特集になっていた。
 
『5年3組・美人コンテストラブラブ
 
……そういえばこの前授業中に男子だけで『女子は見るな!』と書いてあるメモ用紙が廻ってたっけ……。
 
まぁ、こんな記事が特集になったのなら……
 
わ「へぇ~……。男子はもう女子と仲直り出来たんだね。良かったねニコ~」
 
前回の一件でピリピリしていたクラスの雰囲気が解決したのなら良かったな~(^^)
 
と、のんびり感想を言うとM君が怪訝そうに表情を変えた。
 
M「……それだけ?(--;)」
 
わ「……えっと?……他に……1位と2位の子は、やっぱり『そうだよね。納得!』って、思ったよ!(^O^)」
 
勉強が出来て控えめで優しい美人な女の子が、1位と2位を独占している。
 
あとは、元気の良い女子リーダーのグループが3位以降に名を連ねていた。
 
感想はそれだけだ。わたしには関係無い事だしうーん
 
戻ろうとしたわたしの行く手を塞ぐようにM君が立ちはだかった。
 
M「それだけか?他に言う事無いのかよ!(゚ロ゚)」
 
仕方なく、わたしは間違い探しをするような気持ちで『新聞』を上から下まで念入りに見て……疑問を覚えた。
 
わ「この投票うちのクラスの男子達だけ?」
 
M「そうだよ!」
 
わ「これ、17位まで投票されてるよね。
 
1位は17票、2位は15票、3位は10票。
………で、あとは10票以下のバラバラで、15位以下は1票ずつ……。
 
うちのクラスの男子人数18人しかいないけど、
票数合わなくない?」
 
算数が苦手なわたしがたどたどしく指折り数えて質問すると、M君の顔がみるみる赤くなっていった。
 
M「………一人3票入れられるんだよ!」
 
わ「あ、そうなんだ(*^▽^*)」
 
細かい『計算』を追求する事は放棄して、わたしは今度こそ踵を返し席へ戻ろうとした。
 
M「◯◯!1票も投票されなくて、可哀想な奴だな!!(`Д´)」
 
思わず足を止めて振り返ってしまった。
 
M君がわたしの反応を見て、眼を大きく開いたまま口の端を歪めて、嗤った。
 
「お前だけ、1票すら入れてもらえない程、ブスって事なんだな!(゚Д゚)」
 
……クラス女子人数は18人。新聞に載っている女子の名前は17人。
 
わたしの名前は、どこにも書かれてなかった。
 
わ「……生まれもってきた顔は変えられないし、男子に好かれる顔にならなくても別に良いから」
 
淡々と話すと、勝ち誇った顔していたM君が怯んだように絶句した。
 
ずっと、小さい頃から祖母に
 
『みすぼらしい』『貧相』『ごぼうみたい』と言われ続けてきてたから、自分が美人と呼ばれる部類から論外だという自覚はあった。
 
でも、さすがに直球でブスと言われ、クラスに張り出されるのはキツかった。
 
相手が、わたしから何を引き出そうとしているのか判らなかったけれど。
 
ここでわたしが声を荒げたり、泣き出したりしたら《火に油を注ぐ》だけだと思った。
 
祖母から受けてきた《しつけ》という名の虐待で身に染み着いていた、
努めて『何でもないよ。こんなの痛くもない』
という冷静さを能面を被ったように装って。
 
淡々と。
 
M君の周りに新聞係の子やクラス女子達が集まってきた。
 
M「負け惜しみ言ってんじゃね~よ!先生を味方につけて、裏切りもの!」
 
わ「………!(・・;)」
 
新聞係の子達も口々に言い出す。
 
「お前、汚いんだよ。臭いし。いつも同じ服ばかりだし」
 
「服には動物の毛、たくさん付いてるし」
 
「お風呂入ってんの?」
 
周りの賛同を得て、M君が鬼の首を取ったみたいに宣言した。
 
 
M「お前、臭いしきたないから今日からあだ名『ゲ◯』な」
 
 
 
蔑むような眼差しに取り囲まれ、わたしは反論出来ずに学級新聞の前に立ち尽くしたままだった。
 
先生が教室にやってきて新聞を見て内容を知り、剥がそうとしたけれど、
 
それをクラスメート達は頑として『美人コンテスト』だと言い張り、
 
新聞はそのまま1ヶ月普通に飾られる事になった。
 
 
 
鳥の翼のような雲オカメインコ

 
『何』に見える?

 
 
早朝の二匹ハート

 
 
なごみの『メイ』『トラ』コンビハート
 

☆だんだん朝方の寒さが強くなってきたので、毎朝『トラにゃん』は『メイプル』のハウスに入って寄り添っています爆笑
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 


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