重障害児(者)の言葉や気持ちを感じ取る『フィーリング・コミュニケーター志津枝』です。
あなたのココロを《スーパーヒーリング・ハグ》で癒やします
こんにちは(*^▽^*)
訪れてくださった方々。いいね下さる方々。
いつもありがとうございますm(_ _)m
励みになります
自閉症スペクトラムが発覚する前のわたしが
『どんな風に世界を感じて、見えていたのか』。
それを、今現在困っている当事者の子ども達やご家族、支援している方々の
１つの情報として知ってもらえたらいいな、と思います。
一年生の夏休みに学校でクラス全員
『知能テスト』が実施されました。
「頭の良さがわかるんだよ」
説明されていたのは、それだけ。前の日に、わたしは祖母に無邪気に
「楽しみ～
」
」と、話していた。その頃は、まだ自分が勉強が出来ないとは思っていなかったから。
新しいことを知ること、学ぶことは、
すべて楽しいことだと感じていたから。
３歳を過ぎてから祖母曰わく
『爆発したようにしゃべりだした』わたしは、
見るもの聞くものすべてが刺激的で、毎日『？』マークで、質問を繰り返し
うるさがられ、しまいにはキレられ、
話すタイミングをどうしても計れなかったから、質問することが出来なくなった。
仕方なく、疑問に思ったことは自分で本で調べるクセがついた。
常に本を読みあさってるわたしの姿を見て、祖母は、
「学校の勉強も慣れたら出来るようになるだろう」
くらいに考えていたらしい。
学校で受けた『知能テスト』は面白かった。
普通の勉強と違ってパズルみたいに感じたし、計算もあったけれどもほんの少し。
☆『テスト内容』が大人になってから診断受けたのと同タイプの問題があったので、基本そんなに変わらないのかな～と、思いますσ(^_^;。
いつものテストだったら一週間以内に点数がついて返却されるのに、いつまで経っても結果が解らなかった。
業を煮やして先生に聞きに行ったら、『お家の人に面談でお話するから。子どもは知らなくていいんだよ』との話。
…………けれど、祖母が何も言わないまま、夏休みに突入。
午前中と午後に勉強の時間を１日スケジュールに加えられたが、『夏休みの宿題』に加えて通信教育の教材も始めることになり、
楽しい夏休みのはずが、祖母に勉強を長時間監視されるアップアップの日々となった。
勉強机だと集中が続かず遊び始めるので、ダイニング机で勉強する。
暑さにうだって猫背になっていくと、祖母の持っている木の定規でビシっとはたかれた。
鉛筆の持ち方がおかしいと、腰紐で手と鉛筆を括られたまま漢字の書き取りをしていると、鉛筆の粉と汗でノートがヨレヨレになった。
祖母はあきらかに、やっきになって勉強に取り組ませようとしていた。
ある日、祖母の機嫌がまだマシな方かな？と、台所に立つ後ろ姿を確認して、聞いてみた。
「あのね、知能テストの点数、子どもは教えてもらえなかったの。おばぁちゃん、先生から教えてもらった？」
祖母の肩がピクリと震えた。不穏な空気に、反射的に身体が強張る。
あれ………？よっぽど、悪かったのかな……(◎-◎;)
祖「聞きたいの？」
祖母の振り返った顔が、目だけ笑ってない。
わ「………うん……(今更、引っ込みがつかない(/_;))」
祖母が絞ったばかりの台ふきんを投げつけてきた。
祖「あんたなんか、80よ！」
わ「……80点………？( ･_･;)」
(ちが～う
！)
！)☆今ならわかる、自分つっこみ(>_<)ゞ
胸に当たったふきんが、ぼとりと床に落ちる。
祖「うちの家系に頭が悪い人なんか居なかったはずなのに……、あんたって子はどこまでも世話のやける……」
悔しげに睨みつけられた。
学校のテストなら80点なら良い方なのに、なぜ怒られるのかこの時は訳が解らなかった。
大人になって自閉症スペクトラム診断で自分のWESC結果を見て、初めてIQの見方を知った。
わたしの当時の総合IQは、たぶん記憶のままならば『平均より下』で、境界線域スレスレだったのだろう。
世間体を人一倍気にする祖母にとって打撃が大きかった。
わたしが産まれた時の医師の言葉もよぎったろう。
当時、『支援学級』はまだ存在しない。
『支援学校』も知的な問題や肢体不自由じゃなければ、通常の学校に通うことになる。
前途は多難だった………。
☆自分の子どもの頃のIQ公開するなんて………やっぱりおバカだから……？
って、思われるかもしれませんがσ(^_^;、
ここでお伝えしていきたいのは、
IQは変動するよ～。
『発達障害』だからって発達しない
なんてことないよ～!(^^)!
です。
IQはその時のコンディションで多少の変動があるそうですし、WESCによっても変わると思います。
実際、わたしの大人になってからの総合IQは100前後の『平均値』になってます。
『言語性IQ』『動作性IQ』の差でも変わります。
だから、心配しすぎてるお母さん(保護者さん)、
過干渉にならないでね～(*⌒▽⌒*)
緩やかだけど、その子なりに発達成長していきます。
渦中の人は心配でたまらないかもしれません。歴史の偉人の話やハリウッドの有名人の話を聞いても
気休めでしかないでしょう。
それでも、お子さんが『自身を否定』することから守って、
抱きしめてあげてほしいな…と、
心の底から願っています(*^▽^*)。
