9月議会が閉会 | 亀山市議会議員 伊藤彦太郎

9月議会が閉会

昨日、9月議会が閉会した。

今議会での最大の問題は、何と言っても中学校全員喫食制給食の導入の件だろう。

自分も色々とブログで書いたが、最大の問題は、給食センターの建設から外部調理委託に方針を切り替えることについて、方針を切り替えたことそのこと以上に、本当に外部調理委託に切り替えることに合理性があるのか、その点が極めて疑わしかった点にある。

個人的には外部調理委託がダメだとは思っていない。
ただ、給食センター建設を断念した最大の理由であろう「費用」の問題について、本当に外部調理委託の方が安く済むのか、という点については、全く示されていない。
いや、示されてはいるが、大きなポイントとなる給食センターの建設費の試算自体が、根拠と言えないようなものであったことを含め、理解しがたいものだった。
更に、その点を明確にするように、質疑を行っても、その点をはぐらかすばかりだった。

給食センター建設を推進する立場ではなく、外部調理委託での実現を考える立場に立った時、尚更今回の給食センターの建設を断念した理由が分からないのだ。
つまり、「やっぱり給食センターの方が安く済むのでは?」ということだ。

この点について、建設費の算出を改めて「専門家」に依頼して行うなど、情報をしっかり提示するよう、議長から教育委員会に要請をしたとのこと。
非常に意義がある要請である。

それでも、どこまでの資料が出されるか疑わしい部分もある。

この問題については、12月議会で更に取り上げることになりそうだ。