2024/4/16

おはようございます(^_-)-☆

ほ~いお酢!新俳句

朝一番 幸せ呼ぶ実 発芽なる

 

あとがき・・・

百人一首を詠む 80・・・

ながからむ心も知らず黒髪の

乱れてけさはものをこそ思へ

待賢門院堀河

【読み】ながからむこころもしらずくろかみの

みだれてけさはものをこそおもへ

【意味】貴方の愛情が長続きするか

どうかわかりませんが、

寝乱れたこの黒髪のように

心も乱れている今朝は、

物思いに沈んでおります。

 

 

2024/4/17

おはようございます(^_-)-☆

ほ~いお酢!新俳句

鶯の 声に目覚むる 浅き夢

 

あとがき・・・

百人一首を詠む 77・・・

瀬をはやみ岩にせかるる滝川の

われても末に逢はむとぞ思ふ

崇徳院

【読み】せをはやみいわにせかるるたきがはの

われてもすゑにあはむとぞおもふ

【意味】川瀬の流れが早いので、

岩にせき止められた急流が

二つにわかれてもまた一つになるように、

貴方と別れてもいつかはきっと

逢おうと思う。

 

 

2024/4/18

おはようございます(^_-)-☆

ほ~いお酢!新俳句

燕らの 低き飛翔の 靄の朝

 

あとがき・・・

今日は何の日・・・

発明の日

1885(明治18)年、特許法の前身、

専売特許条例が公布されたのを記念して、

1954(昭和29)年、特許庁と

科学技術庁が制定。

1942(昭和17)年、アメリカ軍機が

日本本土を初めて空襲。

B25爆撃機16機が空母を発進し、

東京、名古屋、神戸などに飛来した。

 

 

2024/4/19

おはようございます(^_-)-☆

ほ~いお酢!新俳句

春雷の 嵐に気遣う 植えし苗

 

あとがき・・・

百人一首を詠む 76・・・

わたの原漕ぎ出でて見ればひさかたの

雲居にまがふ沖つ白波

法性寺入道前関白太政大臣

【読み】わたのはらこぎいでてみればひさかたの

くもゐにまがふおきつしらなみ

【意味】大海原に船を漕ぎ出してみると、

雲と見まがうばかりの沖の白波である。

 

 

 

2024/4/20

おはようございます(^_-)-☆

ほ~いお酢!新俳句

結ばれし あの日も咲いてた 白い花

 

あとがき・・・

今日は何の日・・・

郵政記念日

1871(明治4)年、

飛脚制度に代わり新しく郵便制度を実施。

東京・京都・大阪と東海道線の各駅で、

郵便物の取り扱い、切手の発行が始まった。

結婚記念日

 

 

2024/4/21

おはようございます(^_-)-☆

ほ~いお酢!新俳句

白鷺の 降りたち川辺 魚飛ぶ

 

あとがき・・・

百人一首を詠む 2・・・

春過ぎて夏来にけらし白妙の

衣干すてふ天の香具山

持統天皇

【読み】はるすぎてなつきにけらししろたへの

ころもほすてふあまのかぐやま

【意味】春が過ぎ、夏が来たらしい。

夏になると白い衣を干すという

天の香具山に真っ白な衣が

干されている。

 

 

2024/4/22

おはようございます(^_-)-☆

ほ~いお酢!新俳句

そよ風に きらきらひかる 若葉かな

 

あとがき・・・

百人一首を詠む 3・・・

あしびきの山鳥の尾のしだり尾の

ながながし夜をひとりかも寝む

柿本人麻呂

【読み】あしびきのやまどりのをのしだりをの

ながながしよをひとりかもねむ

【意味】山鳥のあのたれさがった尾のように

長い夜を、私は一人で寂しく眠るのであろうか。

 

 

2024/4/23

おはようございます(^_-)-☆

ほ~いお酢!新俳句

潮待ちの 炭火を囲み 浅蜊飯

 

あとがき・・・

百人一首を詠む 7・・・

天の原ふりさけ見れば春日なる

三笠の山に出でし月かも

安倍仲麿

【読み】あまのはらふりさけみればかすがなる

みかさのやまにいでしつきかも

【意味】大空を遥かに見渡してみると、

月が出ている。

あの月は故郷の春日の三笠の山に

出たのと同じ月なのだろうか。

 

 

2024/4/24

おはようございます(^_-)-☆

ほ~いお酢!新俳句

筍を 隣に戴き 倍返し

 

あとがき・・・

今日は何の日・・・

植物学の日

1862年、植物学者で知られる

牧野富太郎が誕生した。

牧野富太郎は独学で植物分類学

を研究し、命名した植物は2500種

以上で「植物学の父」と呼ばれた。

 

日本ダービー記念日

1932年(昭和7年)のこの日、

東京・目黒競馬場で日本初のダービー

(第1回 東京優駿)が開催された。

 

 

2024/4/25

おはようございます(^_-)-☆

ほ~いお酢!新俳句

満天星の 花がみな鳴る 風の中

 

あとがき・・・

百人一首を詠む 9・・・

花の色は移りにけりないたづらに

わが身世にふるながめせし間に

小野小町

【読み】はなのいろはうつりにけりないたづらに

わがみよにふるながめせしまに

【意味】花の色は、すっかりあせてしまいました。

むなしく長雨が降り、物思いにふけっている間に。

 

 

 

2024/4/26

おはようございます(^_-)-☆

ほ~いお酢!新俳句

春雨や 若きもみじの 晴れ姿

 

あとがき・・・

百人一首を詠む 10・・・

これやこの行くも帰るも別れては

知るも知らぬもあふ坂の関

蝉丸

【読み】これやこのゆくもかへるもわかれては

しるもしらぬもあふさかのせき

【意味】これがあの、行く人も帰る人も、

知る人も知らぬ人も逢っては別れる

逢坂の関なのですね。

 

 

2024/4/27

おはようございます(^_-)-☆

ほ~いお酢!新俳句

細路も 道は迷はず 花水木

 

あとがき・・・

百人一首を詠む 12・・・

天つ風雲の通ひ路吹きとぢよ

乙女の姿しばしとどめむ

僧正遍昭

【読み】あまつかぜくものかよひぢふきとぢよ

をとめのすがたしばしとどめむ

【意味】空を吹く風よ、雲の中の

通り道をふさいでおくれ。

この美しい天女の姿をもう少し

とどめておきたいのだ。

 

 

2024/4/28

おはようございます(^_-)-☆

ほ~いお酢!新俳句

寝ころべば 温かきかな 春の芝

 

あとがき・・・

万葉集を詠む 春・・・

春の野に霞たなびき咲く花の

かくなるまでに逢はぬ君かも

意味: 春の野に、霞(かすみ)が

たなびいて、咲いている花がこんなに

なるまでも逢ってくださらない、あなた。

 

 

2024/4/29

おはようございます(^_-)-☆

ほ~いお酢!新俳句

新緑の 色を深めて 空の青

 

あとがき・・・

今日は何の日・・・

昭和の日

平成元年から「みどりの日」とされてきた

昭和天皇の誕生日である4月29日が

平成19年から「昭和の日」に。

「激動の日々を経て、復興を遂げた

昭和の時代を顧み、国の将来に思い

をいたす」と定義されている。

 

 

2024/4/30

おはようございます(^_-)-☆

ほ~いお酢!新俳句

新緑の 風はんなりと 京乙女

 

あとがき・・・

百人一首を詠む 13・・・

筑波嶺の峰より落つるみなの川

恋ぞ積もりて淵となりぬる

陽成院

【読み】つくばねのみねよりおつるみなのがは

こひぞつもりてふちとなりぬる

【意味】筑波山の峰から流れ落ちる

みなの川が積もり積もって深い淵と

なるように、私の恋心もどんどん

深くなるばかりだ。