ども、ヒデレトロです。
スーパーカセットビジョンって、ご存知でしょうか?
ピンときた人は、
間違いなくゲーム好きで、私と近い世代ですね!
今回は、スーパーカセットビジョンについて私の記憶をもとにお伝えしていきたいと思います。
スーパーカセットビジョンって何?
まずは、スーパーカセットビジョンって、何なのよ?というところから。
スーパーカセットビジョンというのは、ファミコンと同じようなテレビゲームになります。
エポック社が販売していたゲームハードで、1984年7月17日に発売。
ちょうど、ファミコンと同じ時期に販売されていました。
もともとカセットビジョンというのをエポック社は販売しており、その後継機種となります。
⬆️こちらが、カセットビジョン。
1981年7月30日に発売されたそうで、ファミコンが1983年7月15日なので、ファミコンよりも早く発売されたテレビゲームになるようです。
これは、知らなかった!
エポック社、やるな…。
私は所有したことはありませんが、いとこが持ってましたね。
いとこの家に遊びにいったときに、遊ばせてもらった記憶があります。
話を戻しますが、この当時はちょうどファミコンの人気が高く、ファミコン本体そのものが品薄の状態が続いており、買えないかわりにこのスーパーカセットビジョンを買った、買ってもらったという方も少なくないのではないかと、思います。
私もその一人でしたので…(笑)
私がスーパーカセットビジョンを買ってもらうまでの話。
私のスーパーカセットビジョンを購入したときの話ですが、確か1985年、私が小学3年生のときですが、巷ではちょうどスーパーマリオブラザーズが大流行。
それとともにファミコン本体も品薄状態。
私はまだファミコンを所有しておらず、スーパーマリオとともにファミコン本体もめちゃ欲しいなって、思ってました。
その事を親に伝えると、つぎの通信簿の成績がよかったら買ってやろう!
と、言われたのでそこからとにかく勉強をがんばりました。
その甲斐があってか、通信簿(うちの小学校では「あゆみ」って、名前だったな)でいい成績を残すことができ、それを親に見せると、約束通り買ってやろう!と、いうことになりました。
私は、あまりにもファミコンとスーパーマリオブラザーズ欲しさに、事前に新聞の折り込みチラシをくまなくチェックしてました。
ちょうど、久留米のサンアイ(残念ながら、今はもうつぶれてないです。)というお店のチラシにファミコンが載っており、今買うならここしかない!と、思い、親にもそのチラシを見てもらい、そこに売ってるならと買いに連れていってくれることに。
ウキウキな気分でサンアイへ向かいました。
かすかにその途中の車窓を覚えてます。
たぶん、鳥栖あたりの街並みかな…。
そして、サンアイへ到着。
いよいよ、ファミコンを手に入れられる!
と、ゲーム売場へ向かうと…
「ファミコン、売り切れ中」
のPOPが…。
そりゃそうだ(笑)。
数量限定、早い者勝ちなので。
そのチラシが届いてから数日経っていたこともあり、心の中では「もう、売り切れてるかも…」とは思ってました。
やはり、売り切れか。
残念がってヘコんでいると、
そこへ、親父が、、
「これじゃ、いかんとね?」
と、言われて見てみると
そこには、
スーパーカセットビジョン
の姿が。
ファミコンじゃないけど、同じテレビゲーム。
これじゃないが、ファミコンもいつ買えるかわからない。
「これでもよかなら、買うてやるよ。」という親父の一言。
家ですぐにテレビゲームがしたいのはかわらないので、買ってもらうことに。
…って、今の私ならそんな妥協は絶対にしないと思います。
何としてもファミコンを買ってもらう!
他の店も手当たり次第まわって、買えるまであきらめないと思いますが、当時の私はそんな考えがありませんでしたね。
とりあえず、スーパーカセットビジョンを買ってもらおう!
っていう軽い感じでした。
まあ、ファミコンの品薄状態は結構深刻な状況でしたので、探しまわってもなかったでしょうね。
そんなで手に入れたのが、このスーパーカセットビジョンだったというわけです。
⬆️スーパーカセットビジョンはこちら。
そうそう、こんなパッケージでしたね。
昭和レトロさが感じられますね。
ファミコンとくらべると、スタイリッシュなデザインだなと思います。
購入して、帰宅しさっそく箱を開けて
本体を見てみると、まず驚いたのが、本体にテンキーがついてました。
それと合わせて、電源スイッチとリセットボタンがついてましたね。
⬆️画像左側にあるのが、コントローラー。
左右にあるオレンジ色のやつがボタン。
ファミコンとくらべると、なかなかシックなデザイン。
それと、コントローラーなのですが、これも特殊で縦長のとてもコンパクトなコントローラーで、左右にボタン、中央にレバーがついているという仕様でした。
本体の黒い部分はフタになっており、開けてそこへコントローラーを収納するためのスペースになってます。
ただ、配線コードが固めで収まりがよくなかったように記憶してます。
スーパーカセットビジョンで面白かったゲームソフト
では、私が実際にプレイしたゲームソフトをご紹介していきたいと思います。
本体と同時に買ってもらったゲームソフト。
シンプルながら、打つ方向、打つ強さ、風向きの影響、クラブの選択、などひとつひとつ正確に選んで操作していかないといいスコアがだせないなかなか本格的な王道ゴルフゲームでしたね。
小学生ながらも、十分楽しめましたし、はじめてテレビゲームで遊んだゴルフゲームでもありますね。
こちらも本体と同時に買ってもらったゲームソフト。
こちらもオーソドックスなファミコンのベースボールに近いスタイルの野球ゲームです。
縦スクロールのアクションゲームになっており、筋斗雲にのった孫悟空を操りステージクリアを目指すもの。
これも動画を観てもらうとよくわかります。
…と、いった感じですね。
スーパーカセットビジョンからファミコンへ。
実は、スーパーカセットビジョンでは、この4タイトルしか遊んでません。
というのも、翌年には念願のファミコンを買ってもらうことができ、そこからファミコンへとシフトチェンジ。
徐々にスーパーカセットビジョンで遊ぶ時間が減っていきました。
ファミコンとくらべると、グラフィック、BGMなど少し劣る部分もありますし、ファミコンの方が任天堂だけでなく、ハドソン、エニックス、スクウェア、コナミなど名作を世に送り出したゲームソフトメーカーも多数いたりとその差は圧倒的だったなと思います。
自然とスーパーカセットビジョンも押入れの中へ…という感じですね。
それでも、十分面白かったなと思いますし、私のテレビゲーム人生のひとつのきっかけになったゲームハードだというのは間違いありません。
いろいろといい思いででしたね。
というわけで、いかがでしたでしょうか?
今回は、ファミコンを買ってもらえず、やむを得ずその代わりとして買ってもらったというスーパーカセットビジョンについてのお話でした。
それでは、また~