大河ドラマには主人公のほかにたくさんの登場人物がいて、それを誰が演じることになるのかも楽しみのひとつですね。
koujiatom.life.coocan.jp/syouwa2.htm
第63作「光る君へ」から藤原嬉子(藤原道長の第六女、後朱雀天皇皇后・後冷泉天皇実母)
第64作「べらぼう」から徳川家基(幻の徳川家第11代将軍)
主要人物ではないのですが、若くして亡くなり、正一位という位階を受けているという共通点があります。
正一位というのは日本の律令時代から続く位階制度の最高位なのですが、通常亡くなってから叙位されるものらしく、歴史上の名だたる人物の名前がありますが、藤原嬉子の父藤原道長本人は従一位です。亡くなる前に出家しており、その場合亡くなってからの叙位はないのだそうです。
ドラマでは描かれることはありませんが、歴史上、亡くなった時においてその衝撃が本当に大きかったのだろうと思います。
そして、親の思慕する気持ちの強さを感じずにはいられません。