イスラエルがガザ地区への空爆を再開し、多数の死傷者が出ました。

18日未明、イスラエル軍の空爆を受け、ガザ南部ハンユニスの病院に負傷した娘を運び込んだユーセフ・ハデラさん=本紙通信員撮影

1月の停戦発効後、人質解放等でガザ地区に戻り、復興に励んでいた人たちの上に爆弾が降りそそいだのです。

瓦礫はまたもとの、いやそれ以上の瓦礫になりました。

ガザ地区めざして、持てるだけの家財を持って海岸を北上した家族の運命は結局、籠の中での死だったのでしょうか。

イスラエルはハマス解体のためさらに作戦を強化するとしています。

 

1945年、日本がポツダム宣言を受け入れ無条件降伏した際、「1億総玉砕、火の玉だ」と言っていた日本の政治中枢は、ある意味、歴史を間違わず、連合国の支配のもと軍を解体しました。

パレスチナ問題はもっと複雑なのはわかりますが、人の命がむざむざ失われてはなりません。

ハマスは戦う前にガザ地区の復興のため、銃を鎚にかえる必要があったのではないでしょうか。

イスラエルは「戦争の20世紀」の建国後平和を求める術を学ばなかったのでしょうか。

日本が戦後80年と言えている今年がガザ地区の戦後の開始の年になってほしいし、

ウクライナもそうあってほしいです。