こんにちは😃
腰椎椎間板ヘルニアは、椎間板の髄核が出てきて、神経根を圧迫し、脚が痺れ、痛みがでる病態です。
今回は、このヘルニアに体幹伸展運動が良いという内容になります。
椎間板は屈曲時、身体を前に曲げる方向にいくと、内圧が高まり、負荷がかかります。ですので、そらす方向の運動が、大事になります。
有名なそらす体操はマッケンジー体操ですね。
基本、腹臥位で体幹伸展運動をしますが、立位でも効果はあるみたいです。むしろ、立位の方が効果があったという論文も出ています。ただし、立位の場合、荷重下ですので、注意が必要です。
なぜなら、荷重下の場合、背筋収縮が起こるからです。
うつ伏せで伸ばしても背筋が収縮することはないですが、立位だと、伸展運動をすると背筋の収縮が起こります。
この背筋収縮は椎間板に負荷がかかりやすいとの報告があるためです。
どちらにしろ、伸展運動をする場合は、担当の先生に相談してからにして下さいね。
やってはいけない場合もありますので。
それでは。😄
今日の要点ツイート
是枝 大彦@hikotaro0304
腰椎椎間板ヘルニアの患者さんに腹臥位での体幹伸展運動を指導する事もあるが、立位でも有効みたい。ただ、背筋収縮は椎間板を損傷するという報告もある為、立位の場合、荷重下で背筋収縮が伴うので導入する際は、慎重にという事です。
2023年01月19日 09:22