先週、経営チームによる合宿を行ってきました。
合宿の大きな目的としては2年程度の事業戦略とロードマップを
経営チーム内で明確化し、共有すること。
その合宿のスタート時に、私から下記の4点を認識した上で、
合宿に臨むようにと促しました。
1. 若い経営陣で世の中を変えていく志を強く持とう
2. 大きく物事を考えよう(器以上の水は入らない)
3. 足りない部分は補い合う関係性で持って議論をしよう
4. 肩書き(立場)を超えたフラット・率直なコミュニケーションを心がけよう
特に、1番目の項目は大切にしたいところで、
たとえ話として明治維新を起こした幕末の若い志士たちの話までしました。
ちなみに、『竜馬がゆく』は、若い人が大きなことを成し遂げていくときに
沢山のヒントがある書籍ですの、うちのようなベンチャー企業で働く人は
必読の書だと思います。
- 竜馬がゆく〈1〉 (文春文庫)/司馬 遼太郎
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- また、議論が白熱する中で私が意識したことは、
- 『経営者(トップ)として本質的な仕事は何か?』ということ。
各経営チームメンバーと肩を並べて議論をしながらも、
経営者(トップ)であるのは私一人。
特殊な役割を担っていることを意識しなければなりません。
最近、経営者(トップ)は何をしているのか?という話しが出ることが
ありますが、本当に広義で捉えると、
昨日に由来する危機を解決することではなく
今日と違う明日を作り出すことであり、それゆえに、
常に後回しにしようと思えばできる仕事である。
(by P.F.ドラッカー 経営者の条件)
ということが適切であるように思います。
一方でドラッカーは、状況に流されて優先順位を決定することから、
トップ本来の仕事がまったく行われなくなることを警告しています。
チームとして機能させていくうえで、
個々の特殊な役割分担における前提条件を適切に理解し合うことが
とても重要だと考えています。
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雨の日は、家にこもっている時間が長いので、
ついついブログも長くなってしまった。
雨ブロ、恐るべし。。