例示って難しい…(学習) | いけだ筆記通訳グループ「すみれ」

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次は学習たいむです鉛筆



今日の担当は、Yっちさんだよ〜やぎ座

音源を用いての練習です。
話者は女性。テーマから、どのような話になるかは、うっすら予想できますが…。


ちょうど私から始まるので、YっちさんがDVDの用意をしてる間に要約筆記メンバーでパチリカメラ
自撮りのスマホをかざした瞬間、すぐ反応してくれたみなさま(三つ子コーデ隊やん!!!爆笑)ありがとうピンクハート
チームワーク最高チョキ



本当の現場では、会話もメモ用紙でするし、資料をチェックしたりしてるし。緊張して、Vサインなどできないのです。



にっこりにっこりにっこりにっこりにっこりにっこりにっこりにっこりにっこりにっこりにっこり



さあ〜始まるでえ〜上差し
GO右矢印右矢印右矢印右矢印右矢印右矢印

聞きやすい、わかりやすいお話。

交代もスムーズ。
3分交代で約2周して、終わりました。



今から検証です鉛筆
丁寧に検証していきます。


途中で意見も出て。

どんな書き方が良かったのかなど、みんなで考えていきます。


地味な練習だけど、これが現場に活きると信じてます!


オカメインコオカメインコオカメインコオカメインコオカメインコオカメインコオカメインコオカメインコオカメインコオカメインコオカメインコ

今日は、わかりやすい話だったし、みんな内容もつかんでちゃんと書けてたね。




でも、その中で、とても苦戦したところがあります。
それは、例示の部分。
例示というのは「例えば…」などで始まる、例(たとえ話)のこと。
講演会などでは、いやそれ以外でも、ほぼ出てきますね。



基本的に「要約筆記(手書き)では、例示の部分は書かない」と言われています。
なぜなら、例示を書いてしまうと、そこに時間を取られて本当に大切な結論などを書けなくなる可能性があるから。




でも、基本的には「書かない」となっていますが、そんなわけにもいかないのも実際のところ。




要約筆記者は、聞こえてくる話の中から、瞬時に話し手の意図をつかんで(わかりやすくするために)短文化して書いていきます。

だから、
理路整然とした、結論が見えている話はとても書きやすいです。




とはいえ、例え話をたくさん出す話し手も多いですよね。




そのとき、要約筆記者は
「基本的に例示は書かない…でも、これは書くべきではないのか?」
「書いたほうが読み手に理解しやすいのではないのか?」と悩むのです。




実際に、話者が同じ例示を最後まで挙げ続けることもあります。そのときは、例示を書かなければ読み手が意味を取れなくなったりするのです。




私も現場のたびに判断に悩みます。
基本は「書かない」。
でも実際に、書くことで読み手の利益につながったこともあるからです。




難聴者さんに聞くと、
「全部の例示を書いて欲しいとは思わないが、やっぱり1つでも書いてもらったほうがありがたい」と。これも難聴者さんによって意見が分かれるかもしれませんが。





きっと、全国で活躍されている手書き要約筆記者のみなさんも悩まれているでしょう…。
みなさんは、例示が出てきたとき、どうされていますかあ〜はてなマーク



…と、いつになく真面目な文章(それも長文びっくり)を書いてしまいました〜ニコニコ

いや、基本はむっちゃ真面目にやってるんやで凝視びっくりマーク






では、長文を書いて疲れたので、このへんで〜バイバイ



みーんな悩んで大きくなった!

↑これわかる人、絶対昭和50年代以前生まれやと思う…ニヤリ




ではまた〜バイバイバイバイバイバイ
バイちゃびっくりマーク