干渉禁止× 関心は〇
さあ、ちょっと想像してください
一生懸命子育てして、まあたまにうまくいかなくて落ち込むこともあるけど
でも、自分としては頑張っているのに、家族が（夫や自分の母など身近な人）
こんなふうに私に言って来たら・・・
そんな育て方したら子供を甘やかすことになるよ
もっと勉強させないと将来子供が苦労するよ
ちゃんとしつけないとダメだよ
そんな離乳食食べさせてるの？
こどもはのびのびあそばせなくっちゃかわいそうでしょう
こんなこと言われたらどう思いますか？
私なら、イラっとくるし
はあ？なんにも手伝わないくせに口だけ出さないでよ
うるさいなあ、とか思うかな・・・
これが干渉です
干渉って、干渉する法は軽い気持ちで口にするんですよ
悪気もないし、何なら相手のことを思って言ったりもしてます
でも
干渉されるほうの気持ちはどうでしょう
まあいい感じとか、心地よくなったりはしませんよね
そして、いくら私のためと言っても、感謝の気持ちもわいてこないし
何なら、私のためなんてまったく伝わってきません
これが干渉をしてはだめな理由です
親って良かれと思って子供たちにいろいろ言います
起きたら？
とか
今日は学校行くの？
とか
子供があとで行きたかったと思ったらかわいそう
行く機会を逃したらかわいそう
この一言で、行くきっかけをつかんでほしい
そんな気持ちからする声掛けでしょうが
これが子どもからしたら本当にうるさい、らしいです
干渉なんですよね
親のしている事の大半は・・・
そろそろ干渉をやめて、まずは子供自身に関心を持ちませんか？
不登校になる前は関心を持っていたはずなんです
何が楽しくて、どんな毎日で何を感じているのか
この子は何が好きでどうしたいと思っているのか
そんなことを思っていたはずなんですけど
不登校になったら、将来の心配から
どうするの？ねえどうするの？ばかりになっていませんか？
今は不登校で何考えているのか、まったくわからないとしたら
余計、関心をもって子供の話に耳を傾けてください
もっとこうしたら？
という干渉ではなくて
あなたはそんなふうに思っているのね、という関心です
私たちだって、自分のことを聞いてくれて話せたらとてもうれしいじゃないですか
胸につかえていることをジャッジされたり批判されたりすることなく話せたら
とても満足するはずなんです
子ども達にも、母に聞いてもらってよかった
話せてよかった
おかあさんは自分のこと気にしてくれているんだ
という喜びと安心をプレゼントしたいんです
そのためには
干渉ではなくて関心をもって子供たちと向き合っていきたい
向き合っていくことが絶対に必要です
いろいろあります
不登校って
なんで親ばかり頑張らなきゃいけないんだって、その理不尽さに腹が立つときもあります
でも、子供に関心を寄せることで築ける親子の信頼関係は
これから一生続く親子関係の土台になります
親子関係が良ければ、大概のことはうまくいきます
不登校だからって、親子関係を悪くする必要はないんです
子供を批判して怒ってイラついて、干渉して嫌われる必要はないんです
あたたかな関心をもって子供と向き合っていくことは
結局は子供の気持ちを緩めてリラックスさせます
子供たちはリラックスできてはじめてわが身に起きた不登校という出来事と向き合えますから
子供たちにあたたかな関心を持ちましょう
それが子供が求めていることです
そして変化の第一歩になります
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