子どもとの接し方 | ひきこもり専門カウンセラーのブログ

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息子がひきこもり5年半苦しみました。
心理学を学び、子どもたちと向き合っている方々と出会い、そしてある事に気づいたのです。
そしたら息子はひきこもりをやめました。
私が気づいたことを、お子様が引きこもって苦しんでいるお母様に伝えたいとの思いで始めました。

みなさん、こんばんは
更新は久しぶりです。



先日、お母さんから「子どもとの関わり方はどうすればいいですか?」
との質問を受けました。


皆さんはどう思われますか?



そのような「Howtoもの」がよく出ていますよね。

「OOをおこなうための△△個の方法」とか


どうしても「画期的な方法」を知りたいという欲求がはたらくものです。


ですが、、、、



方法は人それぞれだと思うのです。

10人兄弟の1番目と10番目では、接し方が違うかもしれません。

一人っ子とも接し方は違うと思うのです。


だからこそ、

「やり方」ではなく「あり方」を意識して欲しいのです。


どんな「あり方」でしょうか?


それは「自分はどう生きているか?」なのです。


最近、ひきこもりの子どもたちや知的障害者と呼ばれる方々と接してみて、

彼らは

「心を読み取る感受性豊かな人間だな」と感じます。



つまり、彼らは「関わり方」という方法で何とかしようとする大人の心の奥を読み取っているのです。


きつい言い方になりますが、大人の生き方まで彼らは感じています。

大人の抱えてる負荷はかなりキツイです。だから息抜きしたくなる。

だけど、私たちも思春期の頃は、そういう「心の遊びの部分」を許せないところがありませんでしたか?

彼らはそこを見抜くのです。


だから、
「どう接するか?」ではなく

「どう生きるか?」に意識を向けると、子どもたちは自ら心を開いてきてくれます。