日本一、全国一をチャンスと思って | マスコミに取材される方法

マスコミに取材される方法

新聞社とTV局に21年。PR会社に1年。その経験でプレスリリースの発信とマスコミ登場をサポートします。

 

フォローしていただき、ありがとうございました。

 

今朝、ある方からそうメッセージをいただきました。

アメブロではなくツイッターです。

 

高知県の方からメッセージが

 

その方は高知県に住んでいます。

私が持つ高知県のイメージは

坂本龍馬さんや鰹漁、四万十川、室戸岬…。

こう書くと、高知の方から、

それだけじゃないよと怒られそうです。

 

その感覚、よく分かります。

私は現在、北海道札幌市にいますが、

あなたが持つ北海道のイメージは

寒い、雪、熊、鮭、ラーメン、ジンギスカン…

もしかしたらラベンダー畑かもしれません。

 

誰が植え付けたイメージでしょうか。

ほとんどがメディア報道。

過去のマスコミ報道から来ているでしょう。

最近はインスタグラムが定着して、

新たな層に新たなイメージを与えていますが。

 

日本で一番人口が少ない村

 

話を高知のその方に戻します。

私がなぜ、その方の発信に目を留めたのか。

日本で最も人口の少ない村の方だからです。

離島以外で…とかっこ書きは付きますが。

高知県大川村のホームページを拝見しました。

村の面積は95.27平方キロメートル。

人口はきょう現在で404人。

村の中央を吉野川が流れ、

周囲を1000メートルの山々が囲む高知県最北の地です。

 

 

いろいろ調べていくと…

寂しい気持ちになりました。

 

村の人口はかつて4000人。

現在の10倍ほどいましたが…。

銅山の閉山、

そして1977年完成の早明浦(さめうら)ダムで、

集落の大半や村役場が水没した過去がありました。

ダムは四国全体のためとされ、

村落の存続よりも優先された事業として、

国や公団に押し切られた形です。

しかも、ダムの固定資産税も大川村には入らない。

なんともやるせない思いになりました。

 

「さくら祭り」に向けて奮起


昨年、村議会廃止(定数6)の廃止と

村民による直接民主制を検討したことがニュースになり、

私も注目していました。

その後、議会を維持する方向になりましたが、

人口減少でそこまで考えなければならない深刻さは

日本各地の過疎地域にとって

他人事ではありません。

 

 

それならそうと腹をくくって、

日本最少の冠を生かしたPRできないかと、

私としては思うのです。

 

日本で2番目はインパクトがありません。

日本一、全国一をフルに使ってみる。

少ないことは決して悪いことだけではありません。

 

機動力があってコンパクトのイメージは、

スマホ時代にふさわしい。

意思決定が早く、実行化する速度も日本一なら、

企業のCM撮影を呼ぶことも無理ではありません。

日本一は常にメディアも注目します。

 

 

日本最少人口の高知県大川村で

4月8日に行う「さくら祭り」。

1000人を迎えられるように

東屋(あずまや)を改修して備品を購入したいという

川上千代子さんのクラウドファンディング。

屋上にウッドデッキの展望テラスも将来の目標に。

 

 

 

 

 

こうした発信、私は好きです。

何枚かの写真は川上千代子さんの発信からお借りしました。

川上さん夫妻が育てている烏骨鶏のHPはこちら。

 

元新聞記者、テレビ局デスク

メディアコンサルタント・荒川岳志

 

 

 

 

 

 

 

 

著書です。

増刷はありませんので今のうちに。

マスコミに上手なアプローチを。

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