舛添要一・東京都知事の問題は
テレビのワイドショーで連日、放送されました。
過去最高の視聴率を上げたTV局、
10%以上の視聴率を叩き出したTV局もあったようです。
やめられなかったTV局
「やめられない」のは舛添知事だけでなく、
テレビ局も同様だった、とうことです。
テレビ局は視聴率によって、
その後のスポンサー料が左右されますから。
つまり、テレビ局にとっても「お金の問題」だったと、
6月18日の朝日新聞朝刊で報じています。
皮肉な状況です。
視聴率を意識した報道は別
私はテレビ局のニュースデスク時代、
視聴率を気にする上司に仕えましたから。
内情はよく分かりますが。
テレビ局の生中継はとても大事で、
国民に状況をリアルに伝えるためには必要ですが、
今回のように別の意識がある時は別。
メディアが向かう先は…
朝日の紙面で識者が
「水に落ちた犬をたたけという現象が強まっている」
と、コメントしていました。
メディアは向かってくる犬に向き合わなければ。
叩く行為に歯止めが効かないのは相当に危険。
ツイッターの #水に落ちた犬 でもかなり挙がっている。
メディアコンサルタント・荒川岳志
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