新聞記者時代の大失敗 | マスコミに取材される方法

マスコミに取材される方法

新聞社とTV局に21年。PR会社に1年。その経験でプレスリリースの発信とマスコミ登場をサポートします。

新聞記者時代の大失敗の話です。


事件記者時代に


新人記者時代です。
新人記者は昔、すぐに「事件事故担当」に配属されました。
事件記者と言えば格好いいのですが、
そんなことはまったくありません。


進めば進むだけ汚れていく


多くの方が誤解しています。
新聞記者は泥道を進むよぅな仕事です。
進めば進むだけ汚れていく。


ある日、交通事故の被害者宅に行きました。


事故が再び起きないように…

被害者は小学生でした。
お父さんの話を聞き、仏壇に手を合わせ。
児童の顔写真を「接写」しました。

それが…カメラにフィルムが入っていなかったのです。

今から26年前はデジタルカメラではありません。
会社に戻ってから気付きました。
申し訳なくて。
被害者のお父さんの顔が浮かんで。

再び訪問する気持ちが重くなりました。
でも、行きました。仕事ですから。
涙を流しました。
お父さんが再び撮影を許して、こう言ったから。

「記者さん、子供のような事故が再び起きないように報道してください」



メディアコンサルタント・荒川岳志


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遠方の方でもすぐにマスコミに取材されるように。
そう願って書きました。使ってください。
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