新聞記者時代の大失敗の話です。
事件記者時代に
新人記者時代です。
新人記者は昔、すぐに「事件事故担当」に配属されました。
事件記者と言えば格好いいのですが、
そんなことはまったくありません。
進めば進むだけ汚れていく
多くの方が誤解しています。
新聞記者は泥道を進むよぅな仕事です。
進めば進むだけ汚れていく。
ある日、交通事故の被害者宅に行きました。
事故が再び起きないように…
被害者は小学生でした。
お父さんの話を聞き、仏壇に手を合わせ。
児童の顔写真を「接写」しました。
それが…カメラにフィルムが入っていなかったのです。
今から26年前はデジタルカメラではありません。
会社に戻ってから気付きました。
申し訳なくて。
被害者のお父さんの顔が浮かんで。
再び訪問する気持ちが重くなりました。
でも、行きました。仕事ですから。
涙を流しました。
お父さんが再び撮影を許して、こう言ったから。
「記者さん、子供のような事故が再び起きないように報道してください」
メディアコンサルタント・荒川岳志
著書です。
遠方の方でもすぐにマスコミに取材されるように。
そう願って書きました。使ってください。
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