記者会見はトップの責任 | マスコミに取材される方法

マスコミに取材される方法

新聞社とTV局に21年。PR会社に1年。その経験でプレスリリースの発信とマスコミ登場をサポートします。

幼いころの大好物は甘い物でした。
知っていますか「桜でんぶ」。
親がいない時、冷蔵庫を開けて「盗み食い」したほど。
冷蔵庫の中身は家族にしか分かりません。

いわゆる「謝罪会見」

最近、記者会見で「謝っている」映像が目立ちます。
会見を開かざるを得なかった。
そんな後ろ向きの感じを漂わせながら…。

その前に「前哨戦」のように、
マスコミと会社とのやり取りがあるはずなんです。


常に締め切りが待っているから

何か不正を知った記者はすぐ、会社に確認の電話を入れます。
夕刊、朝刊、夕刊、そして朝刊…。
常に締め切りが迫っていますから。
すぐに電話します。

記者「〇〇の件で尋ねたいのですが」
会社「ここは代表電話です。広報に代わります」
記者「広報ですか?〇〇の件で…」
広報「それはお答えできません」
記者「では、責任ある方に代わっていただけますか?」
広報「それもできません」
記者「(どうなっているんだよ…)」

こうしたやり取りの末に開かれた記者会見。
記者たちの心中は…。

誤解を生じさせないマスコミ対応を

余計なことを言うな、とトップは言います。
広報は責任ある立場でないのは確かですが、
それでも一定程度の発信をしなければ、
「この件に関して口を閉ざした」という内容で
どんどん、記事が発信されていくのです。
会社の印象が悪化しますね。
隠したいことがあるから口を閉ざすのか、と。

マニュアルを超える対応が求められる。
どこまでマスコミに対応するかについて
責任を負うのは企業のトップ。
普段から心掛けてほしい一つです。

冷蔵庫の中まで見せろというのではなく、
誤解を生じさせないために。

普段からマスコミ対応の確認くらいしておかなければ、
ブランドは一気に失墜する時代なのですから。

メディアコンサルタント 荒川岳志


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