フェイスブックの写真は右向きか左向きか | マスコミに取材される方法

マスコミに取材される方法

新聞社とTV局に21年。PR会社に1年。その経験でプレスリリースの発信とマスコミ登場をサポートします。

先日、フェイスブックで友人の


「プロフィル写真を変えました」というメッセージがありました。


左向きの素敵な笑顔でした。


しかし、お節介だと思いましたがメッセージを送りました。


「いつか撮り直して右向きにしませんか」と。




新聞制作には基本的なルールがあります。


①トップ記事の位置


②写真の向き


③力線(りきせん)というか力の集め方


などです。


これが結構、参考になります。




このうちの力線について書きます。


これはブログやフェイスブックにも応用できる考えです。




まず、画用紙に簡単に書いた図をご覧ください。












これは新聞の左面を想定しています。


トップ記事は右上ですね。


新聞を開いた時の中央上に寄せています。


写真の登場人物の顔の向きは、そのページの真ん中に向けるように努力します。


これらは「新聞が長年掛けて培った力線の工夫」です。




冒頭の話に戻ります。


フェイスブックの写真を意識したことがありますか?


私は新聞記者だった癖が抜けないのか、どうしても気になります。


それは「プロフィル写真」の向きです。












私のフェイスブックのプロフィル写真は「右向き」です。


プロフィル写真が左側に配置されているので、右側に力線を向けて。


これが逆の左向きならどうなるでしょう?


力が逃げてしまうように感じませんか?


そういう理由を友人に説明しました。


どうやら納得してくれたようです。




余談です。


先日の講座で「横組みの字数」についても話しました。


プレスリリースを書く場合の注意として


見出しを19字以内にしましょう。


そう説明すると、受講者から「なぜですか?」


これも新聞の長年の習慣を引用しています。


新聞の横組み字数は昔、「19字以内」が原則でした。


横に読む時、目の動きの疲れの限界でしょう。


このブログでは19字を守っていません。


考え始めると、それにとらわれますから。




ところで。


私のこのブログのメーン写真はどうして右向きなのか?


左向きのいい写真がなかったからです。


なんか、力線が逃げているでしょう?


いずれ撮り直します。