今週は「心の持ち方がPRで大切」という話を2回、書きました。
これがPRでは根幹だという気持ちは変わりません。
それがあって初めて、PRに向かえるのですから。
今回は具体的なPR方法に戻ります。
雑誌社にプレスリリースを送る方法
これもケースバイケースで必要になります。
私は講座の中で「地元の記者クラブと上手に付き合いましょう」と話しています。
でも、地元の記者クラブでは取り扱ってくれないジャンルもあります。
こんな例です。
例①カシミアで作ったベビー服のネット販売
例②漆喰で内装。「まきストーブ」常設の子育て世帯アパートで田舎暮らしを
例③ヨットの船内に付ける便利なグッズを開発
例①はネット販売ですから、地元の新聞社やテレビ局ではなく、専門雑誌の方が助かります。
プレスリリースを送る雑誌社のジャンルは「子育て」「天然・自然素材」の雑誌だけでなく、
孫や知人の贈り物に選ばれるように「シニア」「健康」の雑誌もいいでしょう。
例②は周辺の都市からの移住、または大都市からのUターンも視野に入ります。
雑誌社のジャンルは「田舎暮らし」「健康」「子育て」「住まい」など。「エコ」もいいですね。
例③は購買層が限定されます。ヨット所有者が第一で、室内インテリアが次の候補に。
雑誌社は「船専門雑誌」「レジャー」「自然」「男性シニア」などです。
受講者は「こうした雑誌の送り先で迷う」といいます。
最初の挑戦ですから仕方ありません。
しかし、インターネット社会ですから、探す方法はいくらでもあります。
私は毎回、インターネット検索などしていられなので、専用の本を活用しています。
最低でもこの3冊を使っています。
右から紹介しますね。
・マスコミ電話帳 大型書店で販売。雑誌社の名前と住所まで。雑誌名は分かりません。
・雑誌のもくろく 雑誌名と出版社、発売日が分かります。住所は分かりません。
・PR手帳 雑誌名、出版社、住所、およその発行部数が分かります。
「これで雑誌社に送れるぞ」と勇気が出ますね。
確実に雑誌社に到着します。
しかし、編集担当に読まれてこそのプレスリリースです。
「セールスレター」扱いでは、編集担当に届きません。
もう少し、工夫が必要です。
その方法はいつか紹介しますね。