私は札幌で講義をしています。
PR方法も「札幌ではどうするか」が基準です。
では、もっと地方都市ならどうなのでしょうか?
地方は記者との距離がぐっと縮まります。
PRもしやすい。
私の地方勤務は
・1990~92年の小樽支社
(現在の人口は13万人弱)
・2003~06年の広尾支局
(現在の人口は8千人弱)
の2回です。
私の経験から言えば
札幌よりも小樽、小樽よりも広尾の方が
住民と記者の距離が近い。
広尾支局では
「お~い!支局長!毛ガニ持ってきたぞ!」
「鮭食べるだろ?」
漁業者が玄関先にドンと箱を置いていく。
そんなことは頻繁でした。
最初は断っていましたが、漁業者から
「何だ?浜の味を知らなきゃ困るよ。
正確な新聞記事も書けないだろ?」
そう言われ、受け入れることにしたのです。
町民が支局に上り込み、雑談して帰る。
私も取材のヒントがたくさんできる。
そんな関係なのです。
町民にとっては「支局長に言えば記事になる」
そう思っているかもしれません。
実際、そうでしたから。
札幌はこんな関係になりません。
ましてや東京、大阪は…。
想像できます。
講座では札幌を基準に話しますが
「地方は支社や支局に直接、話をするように」
そう教えています。
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