いよいよその時が来た。
そう、それは「純露と黄金糖の食べ比べ」である。
私が子供の頃から好きな飴に味覚糖の「純露」(じゅんつゆ)
砂糖と水飴を中心にして製造されるその純露は所謂(いわゆる)
一切の外連味(けれんみ)
しかし数ヵ月前、
それはこの純露、どうやら「パクリ商品であるらしい」
子供の頃から何十年と慣れ親しんできたその飴がまさかの「
そしてその純露が「もしかしたらパクったのでは?」
その歴史たるや、1919年まで遡るので正に「
現在日本国内で販売される飴の中で最も歴史があるであろうことは
因みに会社の名前も「株式会社黄金糖」である。
この辺り、パインアメで有名な「パイン株式会社」
どうして純露のパクリ疑惑を長らく知ることが出来なかったのか?
その最大の理由、それは「
厳密に言うと特に関西圏限定の商品ではないのだが、
見た目も、そして味も「似ている」とされているらしい両商品。
しかし関東では長らく純露が「外連味無き鼈甲飴」
要するに「関東の純露」、「関西の黄金糖」という構図である。
実のところ味覚糖の本社は大阪なので堂々たる「関西の会社」
一方の株式会社黄金糖も大阪に本社を構えており、
味覚糖が純露の販売を開始したのは1971年なので恐らくそれ以
しかし関東では間違いなく純露が覇権を掴んだと言って良い。
両社の「首都圏での営業力」は定かでないが、
やはりその営業力には歴然たる差があったのは否めないところだろ
だが「売れたら正義」
あの宝石の様な純露も、しかしそれが「黄金糖ありき」
なのでやはりここは両者を食べ比べ、改めて「純露」VS「
そんなことをここ数ヵ月考えていた。
とは言え、何せ黄金糖は関東では見ない商品。
5歳の時に名古屋から川崎に越して来て以降、
無論ネットで取り寄せれば直ぐに手に入ったのだろうが、しかし「
だがそうした中で先日、
予期せぬ形でいよいよこの二者(二飴)
わたし代表村田、何を隠そう「大いなる」(O)、「真面目な」(
通称「OMAKO」の主宰にして国際キャンディコンダクター(
そんな私がいよいよ「純露VS黄金糖」、
もちろん私の総評の影響力などたかが知れているが、
「私の結論」=「全国の消防設備士たちの総意」
そもそも結論の出ない話である以上、ならばせめて「
そんなわけでいよいよ食べ比べる時が来た。
先ず両者の「外観」から比較。
袋越しに見ると一見して差が無い両者だが、
また純露には一部「紅茶入り」の色の濃い物が混ざっており、
だが今回はあくまでも「基本」
今回、純露の色の濃い「紅茶入り」は論評に含まないこととした
先ずは慣れ親しんだ純露を一粒。
やはり間違いのない正統派な美味しさ。
口あたりも良く、飽きずに舐めていられる。
続いていよいよあの黄金糖を頂いてみる。
因みにこの黄金糖、関西では煮つけや豚の角煮など、
そしてついに実食…!
なるほど… 強いて言うなら純露の方がほんの僅かに甘さが強く、
これは恐らく一粒あたりの砂糖の量が僅かながら純露の方が多いか
ノンシュガー系の飴は総じてどれも固いが、
では最終的にどちらに軍配を挙げるのか…
2秒ほど悩んだが… 私は純露で。
だってやっぱり紅茶入りが美味しいんだも~ん…。
黄金糖、関東はもう諦めなさい。
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