ドラマから学ぶこと | 動物や人間の健康など「しあわせな生き方」を考えるブログ@東京都調布市、筋膜リリース、メディセルミニ

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動物や人間の健康など「しあわせな生き方」を考えるブログ。痛みやむくみなど身体の不調改善の対処療法ではなく根本解消を考えるサロンオーナーのブログ。東京都調布市で筋膜リリースを主体としたメディセルミニ・ハイブリットを使用したオイルケアをしています。

ドラマ

救命病棟24時

ご覧になったことあります?

 

引用元:フジテレビ『救命病棟24時』番組サイト

 

 

今回話題にしたいのは

震災シリーズについて。

 

 

このシリーズは本当によく出来ていて

震災の多い昨今であるため

現在は毎年1回再放送されています。

 

 

このシリーズは

東京で大震災が起こることから始まります。

 

 

それに立ち向かう

救命病棟の医師やスタッフたち

そこから関わる人々の

震災から立ち直ろうとする日々が

描かれています。

 

 

そこに出てくる進藤先生。

もしこのような先生がおられたら

間違いなく

主治医に指名したいところです笑

 

 

座談はさておき・・・

 

 

毎年再放送の度に発見があります。

現在も再放送されていて

録画を見ています。

 

 

以前の記事に

「がんばらなくていいよ」も強要だよ? 

という記事をあげました。

 

 

「がんばる」

 

 

このシリーズの中の1話に

このようなエピソードがあります。

 

おそば屋さんを経営しているご主人が

足を骨折して

救急に運ばれてきます。

 

そして、ご主人が処置されたあと

奥さんは胃潰瘍で倒れてしまいます。

 

原因は、1000万借金をし

自宅を改装したのに

全壊してしまったことを

ご主人に伝えられなかったため。

 

進藤先生は

ご主人の隣に奥さんのベッドを

運ぶよう指示。

 

お互いベッドに横になったままで

奥さんはご主人に

そば屋が全壊したことを話します。

 

そこから2人とも

会話がなくなってしまい・・・

 

そこから救命病棟のスタッフたちが

入れ替わり立ち代わり

自分も同じような立場なことを話し

元気づけようとします。

 

そこからそば屋のご主人の

心も変わっていきます。

 

そば屋のご主人は

全壊したのを薄々感づいていました。

 

奥さんに

お店がなくなってしまったことで

胃に穴が開きそうになって

これからどうしたらいいんだ、と。

 

その時、奥さんは言います。

 

胃潰瘍になったのは

お店がなくなったことではなく

俺についてこい!という

頼もしいあなたがいなくなることよ、と。

 

ご主人は進藤先生を呼び

この歳でやり直すのは

簡単じゃないんだと。

 

進藤先生は

人間は倒れたままではいられない

そう答えます。

 

私が考えさせられたのは

そのご夫婦が退院の時

看護師がお二人にかけた言葉です。

 

 

「がんばってくださいね」

 

「ぼくたちも負けないから」

 

 

それを聞いたときに

違和感が全くない?

どうしてだろうと思いました。

 

 

お二人ともがんばっていて

おそらくそれ以上無理だよ!

っていう状況なのに。

 

 

がんばって・・・と

言われた時の状況は

とても苦しい。

 

 

けれどいまの状況よりも

何かを求めるとき

がんばれ、という言葉は

とても前向きなものになる。

 

 

育児・介護・仕事・・・

私自身、すごくがんばってきました。

(自分なりに、です)

 

 

がんばっている時に

がんばって!と言われた時には

「これ以上?」と

たしかに思っていました。

 

 

ですが、今の自分より

1歩でも前向きになりたいとき

がんばろう!って

自分で思っている時は

他人にがんばって!と言われても

気にならないんです。

 

 

ようするに

がんばれ!という言葉は

がんばって

疲弊している人には禁句。

 

 

がんばってる私!、や

(自己陶酔でいい)

これからがんばろう!って

思っている人にはプラスの言葉。

 

 

ドラマを見ていて、

そう思えるようになりました。

 

 

漢字にすると『頑張る』

意味はgoo辞書によると

 困難にめげないで我慢してやり抜く。

 自分の考え・意志をどこまでも通そうとする。

  我 (が) を張る。

 ある場所を占めて動かないでいる。

 

 

ひと昔前は、我を張るのような

あまりいい意味では

使われていませんでした。

 

 

時代が変わりとらえられ方も

ずいぶん変わりました。

 

 

この2つは

プラスにもマイナスにもどちらにも

変換可能な意味付けになります。

 困難にめげないで我慢してやり抜く。

 自分の考え・意志をどこまでも通そうとする。

 

 

おそらく時代と共に

意味付けも

変わってきたのかもしれませんね。

 

 

重いものから

軽く万人が気持ちのいいほうへ。

 

 

このがんばれ、

がんばるという言葉は

近い将来、無理せずに

前向きに踏み出せるという

意味になっていくのかもしれませんね。

 

 

 

グリーフケアアドバイザー

大槻