6月20日 (2) | h

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異人館街を訪れた。

坂の下で買って来たチケットは3館共通パスポート。

オランダ・デンマーク・オーストリア。

3つ纏まって建っていて、3つとも本国の大使館後援。

最初にこの3つを巡って時間があったら他も…

と考えていたが、じっくり堪能してたら時間なくなった。

必ずまた来る。他んとこ見る。

 

 

最初に入ったのはオーストリア館。

展示のメインテーマはモーツァルトとその辺りの時代。

 

 

次に目立っていたのはSisiというエンプレス。

肖像画の彼女は現代の感覚で見て大変美しかった。

併設のショップにもSisiグッズが多く揃えられ

それ目当てにヅカファンの方がよく来られるそう。

宝塚歌劇の演目に「エリザベート」というのがあり

Sisiこそがそのエリザベートなんだとか。(Sisiは愛称。)

 

ショップにはオーストリア直輸入の品物が沢山あった。

どれも魅力的。どれも良い品。どれも高い。

ちょっと手が出ない…。

一番良いと思ったのはシャトーマップ。

大判のマップに国内各地のシャトーが描かれてる。

「額に入れて飾ると素敵なんですよ!」

分かるー。でもうちにそんなスペースないー。

エンブレムをずらりと並べたバージョンも良かった。

エンブレムのデザインって見れば見るほど興味深い。

男性に人気なんだって。だよねー。かっこいいもん!

 

 

デンマーク館のメインテーマは二つ。

ヴァイキングとアンデルセン。

 

ヴァイキングのイメージが変わった。

海賊!略奪!をやってたのは本当だけど

(戦闘用の斧はいかにも人殺しっぽく怖かった。)

そればかりじゃなく、交易も盛んに行っていた。

陸上に居住地を持ち農耕も営んでいた。

ヴァイキングの宗教として紹介される神々は

ゲーム等で聞いたことのある名前だった。

ゲーマーの好きな北欧神話っていうのは

ヴァイキングの宗教のこと?なのかな?

FFでお馴染みバーサーカーもヴァイキング用語。

古ノルド語でベルセルク。英語でバーサーカー。

日本語では狂戦士という言葉があてられる。

ベニテングダケを常食してたらしい。強い。

 

 

後ろにヴァイキングの船。

手前にアンデルセンの人魚姫。

 

 

世界三大がっかり名所だっけ?

きれいな像だけどね。小さいよね。

下半身がけっこう人間なのは意外だった。
人魚の魚の部分は膝下から。

 

 

最後はオランダ館。

旧オランダ王国総領事邸。旧ヴォルヒン邸。

大正中期に建てられた木造建築。

 

 

「異人館に来て靴を脱ぐとは思わなかったでしょう。」

そう言って係の人が話しかけて来た。

「保護のためじゃなくて元々なんですよ。」

日本式を取り入れた屋敷を作り

靴を脱いで暮らしていたとのこと。

 

先の2館と違い建物やインテリアそれ自体が展示物。

一部の部屋を除き中に入って間近に観覧できる。

 

 

オランダ館の1階は良い匂いがする。香水を売ってる。

個々人に合わせたオリジナル香水を作ってくれる。

自分だけの香り!憧れる!けど財布と相談してパス。

 

香水の説明をしてくれた人のアイメイクにうろたえた。

目尻側にだいぶはみ出して目を描いている??

ガラパゴスに可愛いんだろうけど、、、奇妙。