僕は自席に

歩いて戻る途中…

 

情けない気持ちと同時に

身体の中で何かが弾ける

音がしたように記憶しています

 

「もういっぺん言ってみろ!」

 

「部下が朝から晩まで一生懸命働いているのに犯罪者呼ばわりとはどういうことだ」

 

と、僕は課長へ言いました

言っていましたという表現のほうが

合っているかもしれません…

 

これまでの約半年…

課長からの嫌がらせに

我慢に我慢を重ねてきたのに

ついにそのダムが崩壊した瞬間でした