中村屋巡業の旅 | ひかるの歌舞伎雑記帳

ひかるの歌舞伎雑記帳

この度「歌舞伎」と出会いまして。
自分用の勉強ノートとして、超超初心者目線で観劇レポや役者さんについて気まぐれに吐き出していこうかと。
ほぼほぼ壁打ち。
イラストもけっこう載せます。ヘタクソだけど生あたたかい目で見てくれ。
まだまだ勉強中…

こんにちわ!ちょうちょ

ひかるです。

 

 

この間、映画でもやってないかな~とチャンネル回してたら

勘九郎 七之助がゆく!中村屋巡業の旅~日本全国&世界各都市~津々浦々~

っていう番組を偶然見つけて。

速攻で録画。笑

最近こういうのばっかり見てる。

俳優さんがおしゃべりしてるの見るだけで楽しいし、勉強になるしありがたいニヤリニヤリ

 

 

番組は生前の勘三郎さんがされてきた各地での巡業を、

二人が解説とかしてくれながら振り返っていくっていうドキュメンタリー的な内容でした。

 

失礼ながら私、勘三郎さんのことは名前と顔くらいしか知らなくて、

あんまり人柄とかも詳しくないんだけど。

うちのばーちゃんがすごく好きだったみたいで、『棒しばり』の勘九郎さん見て

お父さんそっくり!」って感動してた。

『棒しばり』はすごーくコミカルなお話なんだけど、動きやしゃべり方なんかが

とても似てたみたい。

勘三郎さんのお芝居、見てみたかったな~。

 

 

 

星

勘三郎さん、海外でもガンガン活動してたみたい。

番組で紹介されてたのは、

アメリカアメリカ

ルーマニア、

ドイツドイツ

スペインなどなど…

 

個人的に、歌舞伎って外国人が見ても面白さって伝わるのかな~と

初めて見たときに感じてたんだけど、イヤホンガイド的なのつけて観劇してたから

内容とか意外と分かるのかな?

まぁ日本人もブロードウェイのミュージカルとか見るもんね。

それと同じようなもんか。

ていうか私もついこの間まで外国人と似たようなもんだったわ。w

 

 

海外だと外国人の好みとか文化に合わせて演出も変えてたみたいで、

花道にでっかいハシゴが出てきてそれに登ったり、舞台の背景の部分が開いて

ポリスメンパトカーが出てきたりしてて、すごい派手で面白そうだった。

江戸時代にいたキャラクターたちが現代にタイムスリップしたって設定だったらしい!

いいな。私も見たいぞ。

その公演はもちろん大絶賛だったそう。

 

 

 

星

海外といえば私、DISNEY/PIXARの『カーズ』シリーズが大好きなんだけど、

カーズ2』で主人公たちが日本を観光するシーンがあって。

そこでそういえば歌舞伎見てるんだよね。あとお相撲も。

これこれ。

家にある設定資料集的なやつから拝借。

 

下矢印下矢印下矢印

 

かわいいよねー!車にうまく化粧させてる口紅ブラシ

ただ、昔から思ってたんだけどこの女形のキャラクターどう見ても「女性」なんだよね…w

小柄だし、声も高いし。

いや、歌舞伎の女形をアニメーションで、しかもで表現するのって

とてつもなく難しいんだろうけどさ。

海外の人って歌舞伎俳優さんたちが全員男性って知ってるのかな…とずっと気になってる。

でも確認する術がない。

一生疑問に思ったまま生きていくのか。

いやもはやカーズの世界では歌舞伎は女性も出演するものなのかもしれない。w

 

これは参考資料的なやつかな?

下矢印下矢印下矢印

 

歌舞伎座は直接映画に出てこないけど

こうして見るとそのまんまだね。カッコいい。

そんで桜の花はホイールみたいになってるの。

この細かさがPIXARの魅力。

 

 

上矢印上矢印上矢印

これはきっと取材に行ったときのだねー。

んー、こんなキレイな玉三郎さん見たらたしかに女性だと思うのかもしれない。

 

まぁそんなこともふまえてぜひ『カーズ2』を見てください。

私は100回くらい見てる。

ストーリーもさることながら、外国人からは日本ってこんな風に見えてるのか~って

考えながら見ると面白いよ。笑

 

 

 

星

国内でもあちこちの芝居小屋ってのをまわってたそう。

もう15年くらい前のことだったけど、岐阜にある1900年創設の「東座(あずまざ)」っていう

とこで勘三郎さんと七之助さんが『連獅子』やっててさしし座しし座

狭くて道具が入らなかったとかで、お二人だけ「素踊り」っていうお化粧しないで

すっぴんのまま踊ってた。

クーラーもなくて狭くてやっぱり相当暑かったらしく、汗だくの七之助さんが花道で座ってる

場面の時にまわりのお客さんたちがうちわで扇いであげてた。優しい。

そして素踊りの連獅子の勘三郎さんめちゃくちゃカッコよかった!

 

あの近さで見られるのが地方公演の最大の魅力よね~おねがいおねがい

江戸時代は実際それくらいの規模感だったらしいし。

歌舞伎座も素敵なとこだけど、そのうち別の場所でも見てみたいなキラキラ

 

野外でもやってたよ!

厳島神社とか硫黄島とか。

自然そのものが舞台のセットみたいで、

高い舞台とかなくて砂浜でそのままお芝居してて船も海から登場!波

ほんとにその中でその人たちが生きてるみたいだった。

内容も面白そうだったな〜照れ照れ

 

あ!

勘三郎さんの『すし屋』も紹介されてたの!!!

私がどーしてもわからなかった『義経千本桜』の!『すし屋』!!!

しかもそれが、「『義経千本桜』の中でも人気の高い…」って紹介されていて…

人気が……高い……?滝汗滝汗

 

紹介されてたのは主人公(勘三郎さん)が自害するっていうラストシーンだったんだけど、

一瞬だけなのに緊張感やら切なさやらですごいドキドキした。

み、見たいー!!

こないだ『吉野山』やってくれたから、

そのうち『すし屋』やってくれるかもしれないと淡い期待を抱いてます…

どうしても気になるんです。

 

 

 

星

なんか『すし屋』の話で終わっちゃったww

番組は2時間くらいあったんだけど印象的だったとこだけ抜粋。

来月の公演に同じ演目ではないけど中村兄弟が出るから、

良いタイミングでやってくれて嬉しい。

そして私はどっちを見ようか未だに迷ってる。

どっちもめちゃくちゃ面白そうなんだもん笑い泣き笑い泣き

 

私ほんとうに歌舞伎俳優さんって名前と顔しか知らなくて、

どんな人なのかってほとんど知らないんだけど、

こうしてお話聞けて少しずつ知っていくのも楽しいな。

 

どうでもいいけど七之助さんは金髪のほうが好き。

そして勘九郎さんのことを「お兄さん」って呼んでたことになんかキュンとした。ラブラブ

そんなお兄さんは移動中寝たら首が90度になるらしいwチューチュー

みんなを笑わせてたから、それが唯一お父さんに褒められたことだとかなんとか。

 

 

にしても、お二人とも本当にお父さんを尊敬してたんだなー。

あんな素敵なお芝居される二人が憧れてた勘三郎さんの歌舞伎を

もう見られないのは残念だけど、

その分これからのお二人はもちろん、いろんな役者さんのいろんなお話が見たいな爆  笑爆  笑

 

 

 

星

あ〜〜〜、

ちょっと感想だけって思ってもなんだかんだいっぱい書いちゃうんだよなー。

ブログ始めて良かった私絶対SNS向いてない。

 

今回は役者さんについてお話ししたつもりだけど、結局お芝居についてのことのほうが

多いね。

だって演出の仕組みがすごい興味深いんだよー!

道具の使い方とか、早着替えの時の衣装の仕掛けとか、音楽とか!

お化粧も足とか身体全体に塗ったりすることもあるけど汗でとれたりしないのかなーとか。

髪型だって変えちゃうんだもん一瞬で。どーなってんのアレ。

そもそもお芝居で使うカツラって解けるもんなの?

ヒモで縛る演出も、グルグル巻きにするんじゃなくて、こう…

なんか芸術的な結び方だったりさ()

こんな短時間でやれることなのか???

とかとか。

興味しか湧かないでしょ!?!?

ベンキョーしていきます、ハイ。

 

 

今日はほんと独り言みたいな内容だったけど。w

ここまで読んでくれてありがとーです!照れ照れ