

ケニー・バロン・トリオ@ブルーノート東京へ行ってきました。
そう、映画ブルージャイアントの聖地So Blueです。
世界のジャズ界の重鎮、ケニーバロン御歳80歳のお祝いライブ!
余裕と脱力の中にある力強いリズムと音。そして、日本人には出せないパルス。これこそジャズ!と痺れた時間でした。
ケニーバロンの音源を今までにたくさん拝聴してきたのですが、やはり生には敵いません。
すごい!の一言。
そして、実際に目で耳で体感するその技術。
ベースソロに移った途端にバックに回るのですが、ベースを下から倍音で支えるだけの小さい音!お芝居の時の、エネルギーは最大でも、出ている音声はとても小さい時と同じような、緊張感と存在感。
これはレコード音源ではわからないもの。
クラシックのように単純に音が小さいだけの”pp”ピアニシモではないのです。
こんなにエネルギーある小ささだったのかと鳥肌❗️
だから目で耳で肌で実際に感じることが大切なのです❗️
次に来日したら絶対行きたいと思っていた海外の大御所ピアニスト「ハンク・ジョーンズ」が亡くなり、生で聴くことができなかったこともあり、今回は仕事のタイミングをギリギリまで調整(17時までレッスンしていた)しました。行くことができて本当によかったです!
ただ、今回何か勉強になったの?と言われれば「まったくわからないことが、わかりました!」というのが正直な感想です。
ここでシットインしろ、と言われたら”歌えない”と思ったということです。(この世界的メンバーのステージでそんな奇跡はありませんが)
今回、最初の3曲でベースが浮いていると思ってしまいました。これで正解なのか、はたまたピアノとドラムのパルスがわからなかったのか、私にはジャッジできませんでした。ピアノとドラムのパルス(この二人はぴったり合っていました)も、音源などでは聞いたことのない場所でのノリでした。センターでしたが、壁よりに座っていたので、ベースの音(アンプを通した音)だけ遅れて届いたのかもしれません。(ウォーキングベースになるとジャストに聞こえていたのですが)
これだけでなく、疑問だらけ。
惹き込まれて聴いてしまっただけの曲も
音楽や芝居を長く勉強してきたつもりですが、まだまだ本当にわからないことが存在します。
わからないことが見えてきたらそこが始まり。
だから勉強する。
習う、倣う、さらう。
YoutubeやCD音源などではわからないことのほうが多いです。
わからないなら、習うべし。
それが最速。
もっともっとライブに出かけようと思いました。
「勉強になりました!」「刺激になりました!」
時々SNSでこういった感想を拝見しますが、どれだけ上から目線なの?と思います。
ただの”キラキラファン”ですよね。
(インスタ系はこういう方が多い気がする)
SNSで発信することを含め、参考番組やライブ、観劇などを生徒さんにしつこく推すのは、今それが必要だからです。少し見えた今が成長するタイミング!こんなチャンスがあるよ!!とそれぞれに合ったものをお知らせするのですが、
「時間がなくてやってません」「まだ見てないです」「忘れてました」「ブログみてなくて」「行ってないです」「その日は用事があります」「その日は無理です」「時間がないので」「あまり興味がないです」「お金がないので」
自分から”はい!”と取りに行かないとチャンスの波に乗れないですよ。だから空回りしてしまいます。
そういう生徒さんに限って、今の自分には見合わないものや目先の欲に手を出そうとしてしまう・・・
本気なら、まず提示されたものに喰らい付いてください。徹底的にやりこんでください。色々制限はあるでしょうが、それを上手にやりくりするのも技量です。運は自分で切り開くしかない
コロナ過で動き始めた今、シンガーとして役者として表現者として、指導者としても、本物を目で耳で肌でインプットし、しっかり考察咀嚼・感覚のずれを調整し、またアウトプットしていこうと思います🎵
再来週のライブはミュージカル曲もできそうですよ。お楽しみに!!
先生であれど、本気で生徒にものを教える気のある方は、学び続けていると思います。先生選びで失敗しないコツはここです!自分が学ぶ師匠に、”師匠”をきいてみて下さいね。
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