
静岡市・焼津市のプロ養成と既プロの為のお教室
「相澤ひかるミュージカル・ボーカル教室」です

レミゼラブル と仕事の流儀、録画を一気観しました。
レ・ミゼラブルは、現代に置き換えたということでしたが、「時代背景があってのお話」という重要な部分がすっぽり抜けておりましたので、キャラクター設定(相関図)のみ同じというストーリーでした。
これはネタバレでもなく、登場人物もほぼ同じですので、ミュージカル(映画含め)をご覧になったことがない方は、このドラマをみてから本作品をご覧になれば、ストーリーがすぐに入ってくると思います。全曲歌の作品なので初めての方にはこの順番のほうがいいのかもしれませんね。舞台は今年春からはじまります。
BGMに「民衆の歌」が使われていましたね。「おお〜」と声をあげてしまいました。なぜここでこの曲を使ったのかはよくわかりませんでしたが (^_^;
せっかくなので、永久保存版にしておこうと思います♪
NHKの仕事の流儀「神谷浩史」さんの番組については、台本の読み方、捉え方、声の使い方、距離感、また現場の様子がよくわかりましたね。
台本の読み方については、私がいつも言っていることが現場でどう必要なのか、よくわかったと思います!!
ひとつ間違ってはいけないのですが、神谷さんが台本について、演出(監督・音響)に「台詞を増やす」もしくは「変更依頼」をするシーンがありました。これは神谷さん(売れっ子)であり、台本の「目的」「超目的」を理解している上での「感情の成立」に疑問を唱えたものであり、素人や少しかじった程度の子役、経験の少ない役者がやってはいけないことです。
台本(脚本)の一語一句は絶対です。ご覧になってわかったと思いますが、適当にアドリブをしていませんでしたよね。役者はまず、自分の台詞と台詞の間の感情を成立させていかなくてはなりません。そのあと、相手とのセリフ(感情)の成立を目指します。「目的」「超目的」に向かって、一文一文確認しながら進めてゆきます。最初から「台詞が悪くて感情が繋がりません!」などと言うということは、「自分は役者として未熟者です。私にあうようもっとレベルを下げて書き直してください。」と言っていることと変わりません。当たり前ですが、そんな役者としてやる気のない”素人”に仕事はありませんので「もうこなくていいです」と言われて二度とお仕事はいただけないでしょう。
感情の成立、セリフの成立については口うるさくレッスンでお話していますね。特別レッスンでも成立については既に行っております。まだなんとなく頭で理解したところ、の方ばかりだと思いますが。。。
なんと!
タイムリーなことに、これを今月の特別レッスンで行います。(まさか番組でやってくださるとは)
台本は小学校低学年向けのワークショップオーディションで使われた内容に近いものを使用します。
既に、課題についての質問もいただいております。
毎回書くのですが、台本を読みあいっこするようなレッスンはお教室では行いません。
これをご覧になっている他のお教室のみなさん、読みあいっこして先生からアドバイスをもらう程度で終わっていませんか?その台本でお芝居をするならともかく、それでは現場で活かせませんよ!
番組をご覧になったみなさんは、自分の課題にどう活かせるか、考えてみましょうね!いい番組でしたね!
どうしても観たい方、ブルーレイに焼きますので、お貸しできます。おしらせください。
最後に、声優さんによる台本を持った朗読活劇ですが。。。公開立ち稽古、台本を覚えらえれないからもったまま、という絵に見えてしまいました・・・・。もっと有名な声優さんたちが既に普通のお芝居やミュージカルに出演されているので、中途半端に見えてしまいますね。。。いろんな考え方があるのだと思いますけど。
時間がなくて、録画を溜め込んでいる方もいると思います。同じ夢を持つ方はもう観ていると思いますよ。時間を作って観ておきましょう!
仕事の流儀については、メモ必須ですね。
特に、キッズ、声優を目指さない表現者、にご覧いただきたいと思います。
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