焼津市や静岡市でボーカルレッスンと
ミュージカル演技レッスンのお教室を開講している
相澤ひかるミュージカルボーカル教室です
なかなかUPできずにごめんなさい。
今週は静岡、都内とレッスン奮闘しておりました。
さて。
週末28日のライブですね!
(私は27日からライブが続きますよ!)
大人の生徒さんたちも来てくださいますが、小学生のキッズ達もご家族と一緒に参加してくださるとのことで、ジャズをレッスンしていない方向けに、
「ジャズの聞き方」
「知らない曲の聞き方」
を少し書こうと思います。
ジャズは、インスピレーションのまま演奏します。
譜面に書かれた音符通り、または、どこかのミュージシャンの音源どおりの真似はしません(これはポップスですね)。譜面はあくまでも、進行(コードや方向性)のルールをあらわすだけ。この進行予定もやっている最中にコロコロ変わったりします。
え?じゃあリハはやっていないの?
リハは、メンバーの呼吸をあわせるために行います。打ち合わせみたいなものは、キメの部分や編曲されている場合のみ。あとは「フィーリング」なんです。だからセンスが試されます(苦笑)
楽譜に書かれた休符や音符(音高)を守ったり(守りの姿勢)、何かの音源のコピー(カバー)では”緊張感”がないので、ジャズにはなりません。全て即興、その場の演奏中に意思の疎通をはかり楽曲を進めてゆく(作ってゆく)からジャズになります。まさに、全員のフィーリングとコミュニケーションで成り立っているのです。
今回演奏予定のイントロに、音符もコードも何もかいていない無指定の譜面もあります。(私が譜面をすべて書いておりますので、演奏者の手元をチェックしてみてください)書いてあっても、演奏者によってその場のノリで適宜イントロが決まることも多くあります。イントロといいながら1コーラス誰かがソロでイントロをとることもあります。わたしのような歌い手さんやフロントに立つ人は、いまかいまかと、合図(アイコンタクトであったり、音の中に”どうぞ”が来るまで待つ)を待ちます。だから一瞬たりとも気が抜けないのです。もちろん、こう歌いたいのだ!とテンポを指示し、最初から歌が主導権を握ることもあります。
そういう「ナマの指示」も見どころです。
私以外のほかのメンバーがアイコンタクトで会話をすることもあります(暗黙の了解もあるけれど)知らない曲はこういところなどを見ても楽しいかと思いますよ!
楽曲の作りを説明すると。
イントロ
1コーラス(だいたい標準のメロディ)
2コーラス(1人目ソロ・アドリブ)
3コーラス(2人目ソロ・アドリブ)
4コーラス(だいたい標準のメロディ)
エンディング(コーダ)
となります。
2、と3、は誰にまわるかわからないので、皆ドキドキして待っているわけです。もしかしたら2コーラス分を1人が演奏するかもしれませんし、16小節でまわってくることもあるかもしれません。演奏の尺は決まっていないものがほとんど。さんざんソロをやったので、次の方どうぞ、というのが見れます(笑)
4コーラス演奏しても、譜面はA4の1枚。イントロとエンディングまで一応書いてあります。クラシックやポップスの世界から見たら「え?」と思うような楽譜で演奏しています。
どんな指示が飛び交って、どうやって終わるのか、ぜひ体感してください。
楽曲が歌(フロント)に戻ってきたらそろそろ終わりだな、と感じられれば、もうジャズは聞きこなせていますよ!まあ、こういった進行はジャズに限ったことではないですけどね。
歌のレッスンを受けているみなさんは、譜面通りに歌っているのにもかかわらず、録音を聞くとがっかりすることがあるかと思います。感情優先で、段取り(わざとずらしたり、考えながら歌うこと)から抜け出し一歩先に進んだ方は、「普通に聞こえることがいかにレベルの高い技術なのか」を口にしはじめます。
特に歌は、楽器のように触れたら音が出るわけではないので、「感情の赴くまま譜面の音は忘れて自由に」なんて言ったものなら、音楽の勉強をされてきた方は、「音をはずしたらどうしよう」「どんな声になってるかわからないから不安」「すぐに段取りを考えてしまう」「音符がイメージにでてきてしまう」「フェイクが怖い」と全員が思っていると思います。
いつまでもその状態だと、その不安が歌にのってしまって、自分でブレーキをかけてしまいまったく上達できません。特に音楽を長く勉強された方は恥を書く覚悟で、人前でのぞんでみてください。自分を解放してうたうと、豊かな歌が歌えるようになりますよ!
前置きはこのぐらいにして。
私も、全曲一般的な譜面どおりには歌いません。よく「その曲は誰のカバーですか?」「参考音源は何ですか?」と聞く方がおりますが、全曲その場のインスピレーションで歌っておりますのでどこにも落ちておりません(笑)。相対音感が時々悪さをして、とんでもない音を紡ぎ出して音痴丸出しに歌っていることもあると思います。そこもナマのジャズの見どころ聞きどころ?だと思います。楽器だと、うまく”ちょんまらかす”ことができますが歌はできませんね。絶対音感を持ちイメージ通りに声が出せる方もいるかも?しれませんが。
演奏者にのせてもらうカラオケ風ではなく、ピアノとベースとドラムの歯車にしっかりかみ合うような、自分の歯車をみずからまわしていくのを(もしかしたら私も含めだれかが空回りするかも?)ぜひみていただけたらと思います。
ワクワクしたり、きゃははと笑ったり、すごーい!と発したり、おお、どうなるのか?!とドキドキさせられたり、心が動かされるのがジャズです。声を出してもOK。良いソロが終わったら拍手をしましょう。静かに聞く必要はありません!やっている人たちだって、ジャズとは何かきっとわかってないと思うので、「なんかいいなあ。」「雰囲気あるなあ」で十分。自分なりに楽しんでみてくださいね!
ベースもピアノもドラムも、みんなさらっとやっているけれど、名手ばかりなので凄技ばかりだと思いますよ!
よく他人の演奏(お芝居や映画などもそうですが)を聞いて、重箱の隅をつついたり、粗探しをすぐする方がおりますが、私はそういうのは好きではありません!最初から斜めに見るのではなく、まず楽しんでくださいね。悪態をつくと、そこで終わりますよ!
なんか、こむずかしく説明されていますが、こういう説明が好きな方はみてくださいね。やっぱり、やっている本人たちもわかっていない、と最初から言っています(笑)
ディズニージャズ♫ミッキーはジャズクラブのオーナーですからあたりまえですね。これは楽しいメドレーになっています!
これは王道ですね。
この曲はキャッチーですね!
ガダルカナルタカさんにしかみえない(笑)
同じスウィングでも、このノリが大好きです。
こういうノリのバンドさんも。
好きずきでしょうか。
28日の会場は駐車場がほとんどありません。
駅からまっすぐのんびり歩いて20分以内です。
(静岡駅から伊勢丹くらい?)
会場近くに有料駐車場はありませんので、
公共交通機関か、駅からタクシーか、
焼津駅にアンビア駐車場がありますので、
そちらをご利用くださいませ。
お食事をされる方は18時頃にはお越しください。
本番時はいつもそうなのですが、
メール返信、電話の応対が一切できません。
迷ってしまった等の対応もできませんので、
地図等事前チェックをお願いします。
19時演奏開始ですが、今回、入口ドア前にドラムがセッティングされますので、もしかしたら入れなくなっているかもしれません。遅刻などで万が一はじまってしまっていた場合は、1曲演奏が終わるまでお待ちください。演奏中に無理やり入ることがないようお願い申し上げます。
相澤ひかるミュージカル・ボーカル教室
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