一つ前の記事には、保護者様のフォローについて書きました。
今回は、過去問について書きたいと思います。
とある学校の試験。
いつも課題曲が同じというところがあります。
とあるオーディションの面接。
いつも同じことを質問されるところがあります。
音楽でしたら、きっと毎年同じ指定の楽譜があるでしょう。
同じ質問でしたら、きっと毎年同じという噂が出るでしょう。
「この課題をクリアすれば受かる。」
と間違いでもお思いにならないでください。
毎年何百人、今までに何千人、何万人という方が同じもので受けているんです。
審査員も、同じだけ聞いているんですよ。もう耳にタコがいくつもできている状態なんです。
もちろん、何十人も何百人も受かることはありませんから、
その年に受けた中で、もっとも印象深かった(技術も含め)方が合格となるわけです。
審査員も内容が噂で流れているのは周知の事実です。
ですから、評価基準はかなり高く、出来ていて当たり前なのです。
では、どうしたらその「爪上の砂」になれるのか。
それはご本人の基礎技術の習得と、受かる為のレッスンにあります。
レッスン生さんは、日頃から鍛錬を積んで合格を手にしています。
逆に、うっかり受かってしまって苦労を知り、もう一度基礎レッスンを受け直しに帰ってくる方もおります。
ひとつ前に書いたように、噂に踊らされてあせってしまったり、なにか間違った確信を持ったまま
安心してしまうと合格にはつながりません。
変な構えは必要ありませんが、とにかくコツコツと基礎を積み上げていくことが、受験生本人の
ためになるのだと思います。
是非、いまいちど、受かる為にはどうしたらよいのか、よく考えてみてください。
迷ってしまったら自己判断せず、相談を受けましょう。
頑張れば結果はぜったいついてきます!
さあ、ファイティン!