人間万事塞翁が馬 | Kenaz光(ひかる)の占いブログ

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タロットや西洋占星術などの占いの事やスピリチュアルな事を書いていきたいと思います。





※過去にアップした記事を少し編集して再アップします。







真実って1つと思っている人多いけど1つじゃないよ。




魔法教室とか魔法のお茶会、オーラを視たり触ったりするお茶会で、これを言ったりすること多いけど、




ピラミッドを真上から見た人は正方形に見えるし、真横から見た人は三角形に見えるし、




でも本当は正方形でも三角形でもなく四角錐




そしてどれも(その人から見れば)真実。





どの角度(ステージ)から見てるかで真実は変わる。
それを1つのものの見方で見てそれだけが真実と思い込んでいる。
(囚われている)






運が良い。運が悪い。ってのも本当はないんやよ。
(その人それぞれの主観で決まる)




交通事故でケガして入院しても、入院先で運命の人に出会って結婚できたならその事故は運が良い?!




で、10年後にその結婚相手が商売で失敗して多額の負債を背負ったら、その結婚は失敗(運が悪い)?!






良い悪いはその人のその時点での主観というか思い込み。



スピリチュアルでは良い悪いでジャッジしないってのは基本。
(宇宙に良いも悪いもないよ)





どうしてみんなはそこに拘るのだろうか??
(しんどくないのかな??)




そんなものはないのに。
(その出来事が良いか悪いかはわからないのに)





もちろん出来事に一喜一憂して、それをドラマのように人生を楽しむってのも、それはそれで有りやとは思うし、Kenaz光も一喜一憂(一憂はあまりしないようにしているけど)で、なるべく喜ぶようにはしてるけど。



 

何か、一喜一憂に振り回されて同じところをグルグルまわっている人が多いので、ちょっと書いてみました☆彡.。
(鑑定でよく、それは良い事が起きるんですか?それとも悪い事が起きるんですか?と訊かれる。そしていつもそれは捉え方次第ですと回答します)







人間万事塞翁が馬



中国の北の方に占い上手な老人が住んでいました。


さらに北には胡(こ)という異民族が住んでおり、国境には城塞がありました。




ある時、その老人の馬が北の胡の国の方角に逃げていってしまいました。


この辺の北の地方の馬は良い馬が多く、高く売れるので近所の人々は気の毒がって老人をなぐさめに行きました。


ところが老人は残念がっている様子もなく言いました。




「このことが幸福にならないとも限らないよ。」




そしてしばらく経ったある日、逃げ出した馬が胡の良い馬をたくさんつれて帰ってきました。


そこで近所の人たちがお祝いを言いに行くと、老人は首を振って言いました。




「このことが災いにならないとも限らないよ。」




しばらくすると、老人の息子がその馬から落ちて足の骨を折ってしまいました。


近所の人たちがかわいそうに思ってなぐさめに行くと、老人は平然と言いました。




「このことが幸福にならないとも限らないよ。」




1年が経ったころ胡の異民族たちが城塞に襲撃してきました。


城塞近くの若者はすべて戦いに行きました。


そして、何とか胡人から守ることができましたが、その多くはその戦争で死んでしまいました。


しかし、老人の息子は足を負傷していたので、戦いに行かずに済み、無事でした。