人間には『自分が他人よりも劣っている』という念が生じる。それを【劣等感】という。

輝子さんはとても背が低い。輝子の身長、本当の身長なんですが、今までは嘘の身長を言ってきましたがここで、この場を借りて本当の身長を告白します。『輝子さんは140センチもありません。137センチの今年で47歳になる、ナポレオンヒル博士のことを崇拝する、永遠の夢見る乙女』です。

 

 輝子はいつもみんなを見上げてきました。みんなの足下がよく見えました。からかわれて学生時代を過ごしてきて10代の頃はこの背がコンプレックスで、背の低い両親を責めたりもしました。背が低かった為に、輝子は足の届かない水泳が大嫌いです。その代わりに輝子は、運動神経が良く足が速かったので陸上が大好きでした。オリンピック競技は陸上が好きです。

 誰にでもある【劣等感】。それは、あなたをアピールする個性なのです。落ち込む必要はありません。

心無い人があなたのその個性をからかってきても笑い飛ばそう。その劣等感が、あなたのこれからの将来に欠かせない力になります。その劣等感をうまく利用して大きな仕事や恋をしましょう。

 その人生でつまずいて転んでしまい、精神的に悩んでどん底に落ちてしまった時に、あなたのその劣等感があなたを救ってくれる。とてもたのもしい存在になることがある。輝子さんは、とても背が低かったから、仕事を探す際にこの背の低さがとても役に立った。背の低さ、手の小ささなどが邪魔にならず、輝子の輝きを最大限に発揮される天職を見つけることに大活躍をしてくれたのです。人並みはずれて背が低かった輝子はいつしか、人並みにはずれたこの背を特別なことと思うようになって、輝子には、特別な何かが備わっているんだろうと思い、探したらみつけたのである。それが、ナポレオンヒル博士との出会いである。『書く』ことであった。

 

【劣等感は力であり時間はかかるが必ず克服する。いつの間にか気にならなくなるどころか、あなたの秘めてる才能をあなたの中から引き出す燃料になるんです。劣等感があるんなら、それはあなたに才能があることをあなたに教えるものなのです。その劣等感が必ず、何にも変えられないあなたの力になるはずである。】