どうにかしてこの卑屈を無くして胸を張りたいものである。どうしても卑屈になってしまう輝子さんからも重要な教えをいただいたと思って学ばせてもらおう。これをまた一つ輝子の課題にしよう。題材は『卑屈』である。
卑屈になっている時点では輝子の精神の方が劣っているんです。あなたの方が負けている。『どうしてこんなことばかりが続くんだろう』どうすれば輝子がもっと自分に誇りを持てるようになるんだろう。もっと堂々としてたい。もっとハツラツとしてたい。輝子は輝子を助けたいのです。これまで輝子は輝子自身のことばかりを書いてきました。輝子のことそれ自体が輝子自身でも謎に包まれていて分かりません。輝子という人間の心を理解することが結局は人を理解することに繋がると思っています。あなたは本当によくやっています。よくやってるけど、いくら頑張っても頑張っても、こんなにも身と命を削って戦っているのに、輝子という愚者は、まだまだ自分に満足しません。『これで良いんだ』と思うことができません。まだ、輝子は輝いていないのだろうか。
なに、この後に及んでムスッと卑屈になってる。なにに腹を立てている。しっかりしろ!!こんな輝子があなたらしくて微笑ましくないですか?ちゃんと輝子の肥やしになっているはずです。まだまだ輝子は成長します。今、ぐんぐんと勢いに乗って伸びていると思います。『卑屈な輝子を撃退したい。』
だいぶ強さが身についてきたと思っていたけど輝子さんもまだまだ心穏やかにはいかないよう。
『なんてまずいキスだ。随分と大人なキスをする。輝子!!これが本当に最後だからね。よーく反省しなさい。』