別れは突然に~後編 | キボウノヒカリ~離婚からの日々

キボウノヒカリ~離婚からの日々

転職、家の買い替え、引っ越し後、息子に続き娘も結婚したので人生初の一人暮らし。家のローンはもうないけど、コツコツ働いて楽しみながらお金を増やしたいので週に2回泊まって実家に帰る彼にはしっかり家賃を貰ってます✨なんちゃって通い婚♡なかなか快適です。

昨日の続きです。
ちょっと長めです…。
 
息子は
「◯◯(←妹のこと)も、
もうそろそろ家を出るべきだと
俺は、思っていた。 
子供たちは大人になったから
もうママはママで
幸せになっていいと思う。
家を出れば親のありがたみもわかるし 
子供ができたらもっとわかるんだけど。
とにかくもうそういう時期。
春には24だよ?
ここまで育ててもらって
もう1人でもやっていける。
大丈夫だよ!」と言っていました。
 
息子の時はどれくらいで
この寂しさに慣れたんだっけ?
やっぱりかなり寂しかったけど
その時はまだ娘が居たので。
娘も出ていき広い家に1人になってみると
この寂しさに慣れる日は来るのか?
と思ったり。   
 
彼は、私の普段の言動から
娘が出て行ってここまで取り乱すと
思っていなかったと 
驚いてます。
 
昨日も書きましたが図書館で
子離れ系の本を借りて
1人で夜読みあさったりしました。
知らなかったけど母、娘の
関係をまとめた本は沢山あるんです!
昨日の占いのようなライトな物から
信田さよ子さんの母が重い系まで
16.7冊は読んだかな?
娘の気持ちはどれ?って次々と。
結局答えなんて見つからないけど
なんとなーく娘の気持ちを
想像する役には立ったのかなぁ
 
娘が出ていって寂しいから
そのまますぐに彼と暮らすのは
なんか違う気がして
気持ちの整理がつくまで
とりあえず3週間、
寂しさと孤独と向き合ってみました。

私は23歳で結婚して家を出て
それから子供たちも生まれたから
一人暮らしをしたことがなく、
50歳にもなるのに情けないのですが
夜も朝も直接挨拶できる人がいない
ということがとにかく寂しくて。
孤独を感じました。

何も今回のことは話してないけど
会社の人たちが温かくて
昼間は何気ない会話をして
すごく救われてました。

人はみんな1人で生まれてきて
1人で死んでいくのだし
もっと孤独にも慣れないとなぁ

そんな中、いろんな小さい頃のことから
最近のことまで娘のことを思い出して。
2人でチューリップと風車みにいったり
ムーミンに会いにいったり
恒例のスーパー銭湯行ったり。 
お墓参りもいつも隣には
娘がいてくれました。
馬鹿みたいだけど
1人で毎晩泣いてました。
 
クローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバー
 
それでも少しずつ
娘のいない朝に慣れ、
娘のいない夜に慣れ、
あぁ、娘は1人で自立して
生きていけるまで成長したんだと
ほっとするような気持ち
僅かながら湧いてきました。
 
娘は元気で生きている
仕事をしている
メールもできる
暮らす場所がある
 
可愛い女の子を授かり、
ここまで育てさせてもらった
沢山の幸せを私にくれた娘が
自ら巣立ったことを喜ぼう
と、自分に必死に言い聞かせて
子離れ進行中です。
 
考えてみたら自分に置き換えても
娘の年頃、母と二人暮らしは
キツかったかも、
と、ふと気付いたり( ̄∇ ̄)
 
私自身三人姉妹で1番に結婚し
娘と同じ23で家を出ましたが
それは早く親元を離れたかったのも
あったかも、と思い出したり。
息子が結婚したのも23でした。
3人とも23で家を出るなんて
遺伝かな(*゚∀゚*)
 
今だって神戸の実家に
長居はできない(^◇^;)
一緒に暮らさなくても
時々会うのもまたいいものですよね。
 
そういえば学校を卒業して 
直ぐに娘が入社した会社は
始め半年は寮生活をしなければならず
娘と離れることは初めてではなくて。
一度経験してるんですよね。
この記事の私が47歳の誕生日に
送り出してました。
やっぱり泣いてますね( ・∇・)
 
でもその時は息子がいたし、
寮は偶然にも近所だったし。
 
って、私が寂しいから
単に落ち込んでるだけだと
気づく…。
勝手なものですね。
 
🌿☘🌱🍃🌿☘🌱🍃🌿☘🌱🍃
 
新居のそばの和食屋さんで 
娘がご馳走してくれたときの写真。
 
 
この日の用事が終わるのが遅くなって
2人ともお腹ぺこぺこで。
 
 
娘は牡蠣を美味しい美味しいって
食べてました。
 
この時は話してくれなかったけど
もう直ぐ出て行くからご馳走しよう
と思っていたのかなタラー

だって。
今日はおごらせて!
と何度も言ってくれてた(;_;)
この時にはもうきっと
出ていくことを決めていた
のだと思います。
 
ごちそうさま。ありがとうね。

 
娘が家を出て、3週間がすぎて。
節分の日が、最後に残ってた
大きな荷物の運び出しでした。
自転車まで持って行っちゃった🚲

ようやく私の気持ちの整理も
ついてきたので
娘の願い通り彼と暮らす方向で
進んでみることにしました。

娘も、私も、彼にとっても
新しい生活のはじまり。
節分の夜は、初めて彼と豆まき。
Dr.コパさんのいう通り
断捨離、床の水拭き、あちこちきれいにして
バスマット、スリッパ新調して
気持ちの良い節分を迎えられました。

彼は私が大金を使ったことを知ってるので
多めに毎月家賃を入れてくれるようです。
結婚のことはゆっくり考えます。

いきなりずっとこちらというわけではなく
徐々にという感じ。
ちょうど春に両親がひ孫に会いにと
新しい家を見るため上京するので
2人で完全に暮らし始める前に
彼は私の親にも挨拶すると言っています
 
彼と2人の暮らしがこんなに早く
始まることになるとはこのお正月には
全く想像もつきませんでした。
もちろん新居に引っ越してきた時も。
いざそうなった時には、もっと
ウキウキするはずでしたが( ;∀;)
今は娘のことをようやく
切り替えられつつある感じ。
1日の中でもくるくる気分が変わり
不安定で今も突然涙が溢れることもあり。
あまり実感が湧いてない感じです。

空の巣症候群っていう言葉も
あるみたい。
 一般的に子離れより
親離れが早いらしく
うちも完全にそうですね。
私も切り替えて卒母しなくちゃ!
そんな今日この頃です。