メリークリスマス
少し温かく穏やかな大阪です。
私は、今日は家で音楽制作の仕事をしていますが、
22日の冬至の日、神戸のハーバーランドで買い物をして
夕方5時半くらいから、ニューミュンヘンというビアレストランのテラス席で
神戸の港の灯りと月をながめながら、ビールと唐揚げを楽しみました♪
12月の夜にテラス席でビールが飲めるほど・・今年の冬は暖冬です(笑)
真正面が海、その上の空に月(ほぼ満月)イルミネーション輝く船も行き交い
平和な風景に日々の喧騒を忘れ、ほっと一息。カンパイ~
今年は後半になって、私の仕事に関わる様々なステージに変化がありました。
10月から出勤している、地域活動支援センター(略して「ちかつ」)
発達障害や精神障害で、仕事が出来なくなってしまった方や
病院(精神科)を退院したあとの方が社会生活に馴染むための施設です。
仕事は和やかに日常会話をしたり、個人面談でシンボリックリーディングをしたり、
作詞や作曲のレクチャー、ピアノの練習など、利用者さんのやりたい事を全力で応援しています。
《精神科の病院に入院する方》って自分達とは全然違う人たち?って思うかもしれませんが
一般の人たちとそれほど変わらない、紙一重だなって感じます。
誰だって心の奥に、自分の事をわかって欲しい、理解して欲しい、優しくされたい、って気持ち、あるんじゃないかなって思うんですよね。
その想いがあまりにも粗末に扱われすぎて、傷つきすぎて「病気」へと進んでしまったという部分もあるのかな、と感じます。
(他にも物事の受け取り方などの認知の歪みや発達障害からくる生き辛さなど原因は様々です)
だから、私の仕事はとにかく笑顔で接することをモットーに。
彼ら彼女達に心から興味と関心を持ってお話を聴くことをしています。
そして、1分でも1秒でも
「なんかホっとするなぁ」という時間が増えたら良いなぁと思って接しています。
アドバイスなんていらないんだな、と改めて思います。
誰もアドバイスなんて、欲しくないんです(笑)
心理カウンセラーとしても、
セラピストとしても、
今までずっと「アドバイス」しないで、ご相談者さまがHAPPYになる方法を考えてきました。
その一つのツールとして、シンボリックリーディングを使ってきました。
人は、自分で気付いてこそ、変われるんです。
「気付き」を様々な方法で促すのが、カウンセラーやセラピストの役割なんだ、と改めて感じる2ヶ月間でした。
11月からは、心理カウンセリングの専門学校の講師になるべくトレーニングしています。
主に、大勢の方に向けての話し方や視線、表情のレクチャー中心です。
来年は北海道から九州まで、どこにでも教えにいけるようになるための訓練です。
私の場合、フレンドリー過ぎるところをもう少しフォーマルにしてと指摘されています。
同期生の男性は、硬すぎるからもっと笑顔で、と助言されています。
硬過ぎず、柔らかすぎず、アナウンサーほどではなく、標準語で知的に。
と要求は厳しいので苦戦しています(笑)
心理カウンセラーの学校はたくさんありますが、私の所属する日本プロカウンセリング協会は、
折衷主義を取り入れる少し珍しい団体(私はそこが気に入ってます)
ご相談者さまが笑顔になる、良くなるためには、
どんなツールを使っても、どんなやり方を使っても良い、その方に合った最善の方法を使って
出来るだけ短期間で問題を解決する!という主義でカウンセラーを育てます。
このあたりのお話は、また来年から少しずつブログにも書いていきたいと思います。