久高島からフェリーで本島に戻ったあと、どうしても今日中にもう一箇所行きたい場所があって、
同じ日に二箇所まわる意味もあるような気がして向かったのは、浜比嘉島(はまひがしま)
 

こちらは、沖縄のドライブコースとしても有名な海中道路を通って車で向かう。


琉球開闢の祖神、アマミキヨとシネリキヨが暮らしていたとされる浜比嘉島。
日本神話でいうところの、イザナミとイザナギのような男女の神様のようです。




「アマミチュー」

本来は干潮の時にしか渡れない場所だったが、今はコンクリートでいつでも渡れる道が作ってあった。

 


案内板には、こう書かれていました。


毎年、年頭拝みには宇比嘉(集落)のノロ(祝女)が中心となって島の人々が参加し五穀豊穣、無病息災、子孫繁栄を祈願している。


「ノロ」というのは、琉球王朝に仕えた神の声を伝える女性神官のことです。

 


海の水が本当に澄んでいて美しい!

 

「シルミチュー」

「シルミチュー」は、アマミキヨ・シネリキヨが住んでいたとされる場所です。

車で行けないので、徒歩で向かいます。

沖縄では少し珍しい、鳥居がありました。この階段を上っていきます。

けっこう長い階段。108段だそうです。
仏教との関わりはなさそうですが、数字に意味があるのでしょうか。


もうひとつ鳥居がありました。

アマミキヨとシネリキヨの住居跡とされる御嶽(うたき)

中は鍾乳洞のように見えます。
地元の方は、公民館で鍵を借りて中に入りお参りできるようですが、荒らされないように護られています。

 


この日は2018年の夏至。
もう17時になっていましたが、陽はまだ高く帰り道に隣の宮城島にある「ぬちうなー」にも寄りました。
「ぬちうなー」は、沖縄のお塩ヌチマースの工場見学が出来る施設です。

こんな広々とした気持ち良い場所で作られているんですね~。


敷地内は、砂利ではなくて珊瑚貝。


敷地内から見える景色

きれいな色の蝶蝶も、海の色も、みどりも、全てが目に鮮やかで美しい~虹


美しい海や自然に心も身体も癒された沖縄の旅。
 

今回は、食へのこだわりや欲求があまりなく、

一日目のお昼のソーキそば定食以外は、スーパーで地元のお惣菜や果物を買ってきて

ホテルのバルコニーで食べました♪


オリオンビールの夏季限定醸造「夏いちばん」
これ、すごく美味しかった!買って帰って来ればよかった~~。

ふつうのオリオンビールの成分は、麦芽、ホップ、米、コーンスターチですが、
この「夏いちばん」は、麦芽、ホップだけで作られています♪