昨日の夜のNHKテレビ『ガッテン!』で、とても興味深い特集を見ました。

 

切り口は健康長寿のための生活習慣なのですが、

身体の免疫力を高める

(炎症を抑える)生活習慣という風に読んでいただければ
全ての方に役立つ情報だと思うので、シェアしますね。


次の3つの生活習慣の中で、どの行動が体内の炎症を促す遺伝子の働きを抑えられると思いますか?

1)自分がうれしいことをする

2)世の中の役に立つ事をする

3)人に親切にする

どれも、素敵な行動だと思うのですが、

カリフォルニア大学のスティーブ・コール教授の研究によると、
「人に親切な行動」を一日3回1ヶ月間行った人では、体内の炎症を促す遺伝子の働きを抑えられることが判明したそうですハート


自分ひとりで好きな音楽を聴き、美味しいスイーツ食べてゆったり過ごすより
もくもくと世の中のためになることを信じて行動することより

人に親切にすることで、身体の中に変化が起きるなんて嬉しい驚きでした。


『親切』な行動としてテレビでは、
クッキーを焼いて隣人にプレゼントしたり、重い荷物を持ってあげたり手伝ってあげたり等が紹介されていました。

 

スティーブ・コール教授によると、これは人と協調し合うことでしか生き伸びることができなかった人類の進化の過程の影響だと考えられているそうです。


血液中の免疫細胞が病原菌などをやっつけるために、炎症を引き起こしますが、
その炎症が長く続くと自分自身の筋肉や血管にダメージを与えてしまいます。

 

その結果、筋力が衰えたり、動脈硬化から脳卒中や心筋梗塞などの病気になったり、
脳に影響すればアルツハイマーを発症したり最終的には寝たきりになってしまう確率が高いとのことです。


人に親切にする!

それが道徳的に良い事であるなしに関わらず、

健康で活き活きと生きるために必要なこと、という認識がもっと広がれば良いなニコニコ

 

たとえ最初は「自分のため」の人への親切だとしても
その行動を繰り返すうちに、きっと自然に笑顔が増えて嬉しくなってくるんだと思います。

身近な家族、職場の仲間にでも今日からすぐ行動できますねハート。
 

人に親切にすると喜びを感じて炎症も抑えられる、と遺伝子に組み込まれてることを知れて嬉しいです。

番組ではもうひとつ、東京大学の飯島勝矢教授の研究による

『長生きへの影響度』の紹介がありました。

長生きするためには、
太り過ぎないこと、適度な運動をすること、お酒を控えること、煙草を吸わないこと、よりも
人とつながりを持つこと、の方が重要だということです。

これも、人と協調し合うことでしか生き伸びることができなかった人類の進化の過程の影響なのでしょうか。

 

テレビで見たグラフをメモしてみましたが
詳しくは番組HPをご覧下さいね。