ゆうべ、会いたかった友人と会えて色々近況を話しました。

人って変わるよね


私たち二人の共通の感覚はこれだった。


古くからの友人、5年くらい前からの友人、最近仲良くなった友人、

なんだか居心地が悪くなってきて、そばにいられなくなっていく人が時々いる。


友達だから、少しおかしいなぁと思った時に声をかけたくても

そういう時は受け付けてもらえない。

変わっていくのを、ただ見ていることしかできない。


私は、このブログで

潜在意識の声「本当の心の声」を聞こうといつも言っている。

 

潜在意識というのは、思考の壁の向こう側にある部屋のこと。

 

その部屋は静かで穏やかで愛にあふれている、と
昨日の記事でも書いた。

 

どんなに雨が降ったり風が吹いたり、暗雲が立ち込めたりしても
雲の上の月は輝いているように。


ただ、それが肉眼では見えないだけで、心の目で見れば輝いてる。

 


禅の言葉に、

八風吹不動天辺月(はっぷうふけどもどうぜず、てんぺんのつき)というのがある。

 

世の中には人を惑わす「利衰・毀誉・褒貶・苦楽」の風がある。


たとえ如何なる風が吹こうとも、迷おうとも、煩悩まみれになろうとも

天辺の月(=神性、仏性のようなもの)は、どこかに行ってなくなったりしない。

 

汚れもしない、壊れもしない、見えないだけで雲の上で輝いている。

 


だけど、八種類の風はなかなかに手ごわい・・・。

 

八種類の風
  「利(り)・誉(よ)・称(しょう)・楽(らく)」
  「衰(すい)・毀(き)・譏(き)・苦(く)」

  利(りこ)…自己の利欲に執(とら)われ、自分だけはと願う心。
  誉(ほまれ)…名聞名誉に執われ、誉められたいと願う心。
  称(たたえ)…人々から称賛されたいと、願う心。
  楽(たのしみ)…享楽にふけり、楽(らく)したいと願う心。
  衰(おとろえ)…気力、活力の衰え、人生の衰えた姿。
  毀(けなし)…他の人から批判され、けなされる姿。
  譏(そしり)…他の人から、そしられる姿。
  苦(くるしみ)…人生の苦難、苦境にさらされる姿。