昨日、娘とラインのやり取りをしていて、
彼女が部屋に置き忘れた20冊のマンガを高知に持って来て欲しいという。
理由は、先輩に借りていたものなので、送り返したいから。
それなら、私がこっちから送ってあげると提案した。
返って来た返信はこれだ。
私が悪いのに、ママに送らすのは悪すぎる!
多分3月末に部活で大阪行くからその時に私が送る!
「ママに悪いから」
何に対して悪いと思っているのだろうと考えた。
お金を払わせるのが悪いと思うのか?
手間をかけさせるのが悪いと思うのか?
たぶん、本人はそんな深いことは考えていない。
彼女は、人に気を使い自分がガマンすることで調和を保とうとするところがある。
もちろん無意識だ。
「ありがとう。感謝する!」
と言って丸投げした方が自分もスッキリ、頼まれたほうも嬉しいという
コミュニケーション術を知っているはずの彼女。
それでも、つい出てしまうのだろう。
よく聞くと、最近バイト先や彼氏との間でも似たような案件があったらしい。
「断れない」
「頼めない」
「お願いできない」
潜在意識の中に
人に何かを頼むということは、自分が出来ない人だと認めることだ。
と、入っているのかもしれない。
自分の都合で人に何かを頼むと迷惑をかけ、自分は嫌われるかもしれない。
嫌われると命が危ないから(潜在意識はそう思ってる)頼まないで自分で全部やろう。
仲間や友人、会社で調和を大事に行動を選択する人は、本当にえらいと思うけど、
「相手に嫌われないように」という深層心理で行動しているかも、と気付いたら
「自分がそうすることが幸せだから」という意識に変えると急に景色が明るくなると思う。
みんなが仲良くしてる事が私の幸せだから。って
そういう人がいても良い
でも、もし上手に甘えてる人、なんでもお願いして喜んでやってもらってる人を見て
「なんかイラっとする」という感情が湧くなら、もっと深い心の声を聞く必要があるかも。