外食をした時はもちろん、コンビニやスーパーで買い物して荷物を受け取る時には、必ず「ありがとう」と言うのを習慣にしてます。

 
コンビニなどては、店員さんが無言の時もあるし、バスや、路面電車の降り口でありがとうと言っても、運転手さんワンマンで忙しくて無言って事もあります。
 
だけど習慣にしておいて、「どんな時でもありがとうと言う」と決めてるから、反応なくても気にしない。
 
そんなある日のバスでのできごと。バス
 
福山駅から、仙酔島に行くために路線バスに30分ほど揺られる。始発から終点まで。
 
前回、乗ったバスでは、運転手さん機嫌が良くないのか、「ありがとう〜」と降車した時、無言の対応だった。
そんな事はすっかり忘れて、先日乗車したのだが、この日の運転手さん、乗客に注意したり、バス停で降りようとするおじいさんがいるのに、ドア閉めたり。
 
もしかしたら、この前と同じ人かも。えーん
 
あるバス停では、一人のおばあさんが定位置で待っていたのに、その場所が降車ドアの前になるようにバスは停車。
おばあさん乗ろうとしたら、そこは違う!後ろから乗って、と言われ、杖をついたおばあさん、一生懸命後ろまで歩いて来て、段差のある乗車口から乗る。きつそうだ。
 
その後も、何回か乗客に注意する場面があり、ピリピリする車内。
きっと降りる時も前回同様、無視されるんだろうなと覚悟をして、両替をすませる。
 
「ありがとう」

そのまま、降りようとした時
 
どこから来たん?
ガイドマップあげようか?
 
運転手さんが顔は笑ってないけど話しかけてくれた。
 
あ、はい。嬉しいです!
  ・・本当は必要ないけど(笑)
 
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ゴソゴソと、運転席の下のほうから出してくれたマップは、薄汚れていた。
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あそこに見えるのが、〜〜だよ!と、何やら指差して教えてもくれた。
 
バスを降りた私は、すぐに船着場に移動せず、そのマップを隅々まで眺めるため、その場に佇んでいた。