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仕事の話です。前回の続きになります


出雲から帰って、復職に必要な書類が
郵便物で届いていました。

封を開けると中には「復職願い」と
復帰スケジュールについて復帰に必要な
医師の診断書の提出、などが記されて
いました。

私の中で数日前まで
ずっと悩み続けていた
答えがやっと固まりました。

部長に連絡し急遽、面談をしました。

概ね自分の意思はメールで伝えて
いました。メールに書いた内容は

体調は戻ってきていて元気である事。

でも私の乳がんのタイプは再発しやすく
5年生存率があまり高く無い事。

なので仕事はセーブして働き方として
3日〜4日/週が無理がなさそうな事。

以前から興味のある事をアウトプット
した仕事にチャレンジしたい事。

病気に負けてではなくて
この先の時間をチャレンジする事に
使いたい。

退職の決意を伝えた



部長からは家族の意見はどうだったのか

これがファイナルアンサーなのか

実は総務から復帰すると聞いて
人事調整を着手していて
留まって欲しい気持ちがあるけれど

あなたの人生なので
これ以上は俺も
引き止める事は出来ないな。
と言った。

私は病気を理由に長く休職させてもらうなか
会社で何か役に立てる方は無いか
やり残した事をどう達成すべきか
復帰も視野に入れて悩んでいた事を
打ち明け
最後の最後、会社に恩返しも出来ず
タイムリミットを意識した今後
新しい事にチャレンジする道を選んだ事を
詫び、そして復帰を待っていてくれた事が
精神的に支えられていた感謝を伝えた。


そして部長は職場の近況や困り事など
「聞いてくれよ、なぁ?相変わらずだろ?」
と笑って

「愚痴聞いてくれてありがとう。
今度、飲みにも付き合ってくれよな。」
と言った。

退職の手続きの概要説明を
総務から話を聞く必要があり
総務担当と面談を交代する為、
部長は部屋を出ていった。


私は1人になったこの瞬間

目の奥がぐわっと熱くなり

ハンカチで目を抑えた。

これで本当に退職が決まるんだ。


病気発覚した時からずっと
最善の事を提案してくれた。

有給100日や高額医療の申請の
アドバイス。3月に復帰する時に
体調不安で退職も視野に考えてると伝えた時は
医師に相談して休職の延長が可能か
確認してゆっくり決めて良いんだよ。など。

護られていた。

私はなんて幸せなんだろう。