なぜ、ニュースを見る時間を減らさなければいけないのか | 塚越友子(臨床心理士・公認心理師)オフィシャルブログ Powered by Ameba

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築地駅徒歩1分のカウンセリングルーム 東京中央カウンセリングの心理カウンセラー(臨床心理士・公認心理師)塚越友子が薬に頼らず「うつ」や心の病を治す方法♪&だれとでもうまくつきあえるようになる人付き合い上手になる方法♪を教えます♪

こんばんは

東京中央カウンセリング塚越友子です。

 

HPのコラムでは、コロナうつ・不安を鎮める3のことをご案内しました。

 

1つの方法に、ニュースを見る時間を決めるという方法があります。

様々な方がニュースやネガティブな情報から距離をとろうといいますが、なぜ?と思う方がたくさんいるので、メカニズムとして考えられることを書いてみます。

 

まず、私たちにはポジティブなことよりもネガティブなことに注目するネガティビティバイアスという認知の偏りがあります。一度ネガティブな情報に心が支配されると、仕事、人間関係、健康、幸福に有害な影響を及ぼします。

 

ネガティブな情報によって、混乱した気持ちから回復するためには、一定期間ネガティブな刺激のない状態が必要です。

1つは、心の回復のために、ニュースで情報を得るのは朝・夜の2回など決めてしまうことが大切です。

 

もう1点は、ネガティブになりすぎて、不安が高まりすぎると、その不安を抑えようと、今度は正常性バイアスを機能させ、たいしたことないとリスク評価を過小にします。

そして、皆、銀座・歌舞伎町にはいかないけど、近所の商店街ならいいかと外出してしまうわけです。

 

人は、合理的に判断できず、非合理であると証明したのは行動経済学の功績です。

今の時期、どれだけ家にいてくださいと言っても、一定数の人が甘いリスク評価で外出してしまうのにはこんなメカニズムが働いているとも考えられます。

 

危険を察知しようとネガティビティバイアスが存在するのですが、危険を察知しすぎるとその不安を和らげようと正常性バイアスや楽観性バイアスが働いて、「大丈夫っしょ」と甘いリスク認知になる。

 

どこまでも人間とは………

 

自分で気づいている以上に、ネガティブな情報による影響を受け、ただただ感情的に行動している自分を止めるには、冷静になり、知性的な脳を取り戻す時間を持つことです。

 

長い人生のたった1ヶ月。どこにも出かけずとも何も損しません。

 

さらにもう一つ、外出してはいけないといわれると、心理的リアクタンスも働くでしょうね。

これは禁止されればされるほど、禁止を破りたくなるという傾向。

 

はぁ、、、人間って、、、

 

Stay Home

Stay Healthy

 

#命を守るために医療者のために家にいます

 

記事が皆さまの何かのヒントになりますように!

 

 

今日も最後まで読んでくださった素敵なあなたに

たくさんの幸せがおとずれますようにあひる


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